星海社FICTIONS<br> セント・アグネスの純心―花姉妹の事件簿

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星海社FICTIONS
セント・アグネスの純心―花姉妹の事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065357545
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

謎と推理と探偵が、少女の孤独を抱きしめるーー
少女たちの煌めく感情と絆を〈日常の謎〉が照らし出す、学園ミステリの新たな傑作!

聖花女学院の中等部に編入した神里万莉愛は、みなの憧れの高等部生・白丘雪乃と仮初めの姉妹ーー花姉妹(フルール)になる。
学院の寄宿舎セント・アグネスには、若葉(フィーユ)と呼ばれる中等部生と成花(マフルール)と呼ばれる高等部生がルームメイトとなる、花姉妹(フルール)制度が設けられていた。
深夜歩き出す聖像、入れ替わった手紙、解体されたテディベア……。
万莉愛が遭遇する不思議な謎を雪乃は推理し、孤独に閉ざされた彼女の心さえ解いてゆくーー

内容説明

聖花女学院の中等部に編入した神里万莉愛は、みなの憧れの高等部生・白丘雪乃と仮初めの姉妹―花姉妹になる。学院の寄宿舎セント・アグネスには、若葉と呼ばれる中等部生と成花と呼ばれる高等部生がルームメイトとなる、花姉妹制度が設けられていた。深夜歩き出す聖像、入れ替わった手紙、解体されたテディベア…。万莉愛が遭遇する不思議な謎を雪乃は推理し、孤独に閉ざされた彼女の心さえ解いてゆく―少女たちの煌めく感情と絆を見つける物語が、ここに開花する。

著者等紹介

宮田眞砂[ミヤタマサゴ]
2020年に、第2回百合文芸小説コンテストに投稿した「天体の回転について」がpixiv賞を受賞。2021年、pixivに投稿していた同名の作品を改稿した百合小説『夢の国から目覚めても』(星海社FICTIONS)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

46
母を失い、ミッション系女子校に転入した主人公。孤独を求める彼女だが「花姉妹」制度で出来た姉や周囲は構ってくるし謎が次々と訪れて。・・・ミステリ版マリみて?かと思ったら普通に出て来るし!?主人公の暗さやお姉さまの儚さも合わせて何処か仄暗い雰囲気が強いけど、試合や一部陽キャラの存在もあって帳尻を合わせてるし(試合見てると普通に学校なんだな)、基本は百合と日常の謎。・・・しかし、予想外のとこでとんでもな謎解きやってくれるよ。きらめきがまだきらめきなのかは、まだわからない(後星海社の他作品紹介百合率高っ!)。2024/08/13

よっち

24
聖花女学院の中等部に編入し、憧れの高等部生・白丘雪乃と仮初めの花姉妹になった神里万莉愛。万莉愛が遭遇する不思議な謎を雪乃が推理する学園ミステリ。若葉の中等部生と成花の高等部生がルームメイトとなる花姉妹制度や、閉塞感のある閉鎖的な世界の複雑な人間関係も絡めながら、深夜歩き出す聖像や入れ替わった手紙、解体されたテディベアといった日常の謎を解決する展開で、母を喪いやや頑なな感もあった万莉愛でしたけど、様々な人々との出会いや、事件を通して描かれる繊細な関係を通じて少しずつ変わる心境が印象的な物語になっていました。2024/07/08

MINA

18
百合、とまでは言いきれない絶妙なラインの少女小説×日常の謎×女子寮で読んでて少し華やぐ。普段手に取らないジャンルなので少し新鮮。絵が可愛い。最近星海社の栞が好きだわ。そして本作、実は女子高だった時代を思い出すも(笑)、こちらはお嬢様校でもあり更に密度が高い感じ。けれどどこか閉鎖的なその狭い世界で、一生懸命生きてる姿には覚えがある気がした。主人公が母親を喪った喪失感から自ら孤独の檻に閉じこもるかのようになかなか心を開けず、妙に不器用でひねくれててるのが愛らしい。皆、見た目通りではなく一皮剥けば色々あるのだ。2024/06/25

ほたる

13
秘めた想いから生み出される謎、謎が解かれた時に現れるその人の秘めた想い。やっぱりそういうミステリが好きだなと改めて思った一冊だった。不可解な出来事が起こる日常に、どこか楽しさを感じながら過ごす学園の日々がとても眩しい。面白かった。2024/05/25

10
寮で同室となった中等部生と高等部生が仮初めの姉妹となる制度があるミッション系女子校が舞台…と聞くと、思わず「マリア様がみてる」を連想してしまう世代なので、作品の雰囲気は懐かしくもあり読んでるとホワホワした気持ちになる。華やかな世界だけど、主人公をはじめ誰もが心に秘密と孤独を抱えていて、そんな彼女たちの日常に起こるささやかな謎を姉妹で紐解いていく展開が微笑ましい。この年代の女の子どうしの関係性って「友情」や「愛情」という言葉では表しきれない輝きと儚さがあって、その雰囲気をすごく感じることのできた作品だった。2025/02/20

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