- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 アフタヌーンKC
出版社内容情報
小悪党のヨナスからフランスの港町サン・マロに百挺の銃を持った百人の女たちと共にロレンツォが潜伏しているという情報を得たイサック。ユグノー信徒の少年アンリ、ゼッタ、ヨナスとサン・マロへ向かう。ヨナスは先に町に潜入し情報を得ようとするが捕らわれてしまう。イサックとアンリはなんとかヨナスを助け出し、町を脱出しゼッタと合流するが、町の城壁に立つロレンツォがイサックたちへ向け銃を構える。イサックも即応し、ロレンツォへ銃弾を放つ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
68
前巻で色悪そのもの行動だったロレンツォとイサックの対決は、洩火信管利用の砲弾に水をさされてしまう。やはり戦争は火力だよ兄貴ぃ。と、言いたくなってしまう。2024/05/25
眠る山猫屋
41
サン・マロ攻防戦が続く。大国の、或いは領主たちの様々な政治工作に揺さぶられ、互いに決め手が打てないイサックとロレンツォ。炸裂する砲弾、帰還した海賊船団。まともにぶつかれば殲滅戦は必死。計略によって生み出した僅かな間隙を縫うようにして、ロレンツォに肉薄するイサックの刃は、またしても後一歩届かない。そしてロレンツォの狂気に拍車が掛かってきた・・・。2025/10/16
JACK
12
◎ フランスの港町サン・マロの要塞に立て籠もるロレンツォたち。ロレンツォは師匠の銃の設計図を用いて100丁の銃を量産し、サン・マロの護りを固める。イサックたちは師匠の仇であるロレンツォを討ち、銃の設計図を取り戻して師匠の銃が大量虐殺に使われるのを食い止めるべく、フランス軍と協力してサン・マロ陥落を目指す。相変わらずあと少しというところまで行く展開が繰り返されるのがじれったく、残念。ワンパターン化しているかな。果たしてこの2人の対決はいつ決着がつくのか。そろそろ引き伸ばしも限界では。綺麗な決着を期待したい。2024/05/26
毎日が日曜日
8
★★★★2024/05/27
笠
7
3.5 新刊読了。一対一でロレンツォと対峙するのだが、またしても敵討ちは果たせず。単にロレンツォを殺すだけではなく、戦火を広げない平和的解決じゃないと真の仇討ちとはいえない、みたいな条件を自分の中で作ってしまってるが、厳しすぎるだろ。それか、実はそれは自分の中の言い訳で、本当は相討ちを避けたがってるだけなのかもしれないが。そしてイサックによる離間の計が鮮やかすぎる。いち傭兵のはずが、シモ・ヘイヘ+諸葛孔明みたいなスーパーキャラになってきた。2024/06/02