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出版社内容情報
ここは大奥。仕える女性たちの多くは生涯独身であり、猫をわが子のようにかわいがったという――。
だが御殿女中のなかで一番の実力者といわれている滝山だけは、猫を飼えないまま奥づとめを続ける毎日を送っていた。
本当は猫が大好きなのに誤解が誤解を重ねてしまい、もう猫好きだとは言い出せない境遇へと陥ってしまったのだ――。
でも大丈夫、その境遇を理解してくれる人たちも現れたから。
踊りの師匠でもある御次の照代。もとは猫嫌いだったとし。秘密の文通相手・美登。彼女たちのサポートで、滝山も上司の飼い猫・吉野ちゃんをはじめとする猫たちを愛でたり愛でられなかったりする日々を送れるようになってきたのだ。
そんな日々に新たな子猫が登場する。当代随一の人気役者と同じ模様を持つ団十郎ちゃんが大奥に降臨したのだ。
ついに滝山が猫を飼うことができるのか……と思いきやもちろんそんなことはなく、華麗に子猫インターセプトを決めたのは滝山に次ぐ切れ者と名高い小山であった。
この小山、猫の次に滝山を愛している厄介な人物なため、意外な角度から滝山の受難の日々は加速していくことになる――。
天保大奥猫溺愛コメディ、特別読み切り『こまとちび』の続編も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
67
60冊目『猫奥 8』(山村東 著、2024年4月、講談社) 相変わらずゆるい。ゆるゆるなのだが時代考証をしっかりとしているので読み応えがある。不思議な歯応えの漫画。そして猫はやはり可愛い。 おまけ漫画はまさかの『島耕作』パロディ! 〈食べちゃい た〜い〉 2024/04/25
どあら
37
療養中に妹から借りて読了。登場人物が増えてきたから思い出すのが大変…💦2024/06/21
mahiro
19
9巻読んだのにこの巻を見落していた。 一応一話完結の話なので1巻飛ばしても気が付かなかった。 表使の小山のキャラは結構個性的(結構以上?)猫吸いも強烈…滝山もたじたじだな。 自分の食事も好き嫌い一つに人の命がかかっている将軍も不自由だけどそのピンチを救う吉野ちゃんナイスだった。2024/12/26
花林糖
12
ゆるく楽しい猫愛たっぷりの「猫奥」8巻。新キャラ・表使(おもてづかい)の小山、滝山も驚く猫愛の持ち主。巻末にはおまけの4コマ漫画、「こまとちび」。滝山の七夕の短冊インパクト大。2024/04/26
あつ子🐈⬛
9
モグラとかヘビとか捕まえる農村の猫のワイルドさ!イイッ!!せっかんに見せかけた吉野ちゃんくすぐりの刑!はあぁ〜可愛い〜!!…興奮してしまいました…8巻になっても全く飽きがこない。凄いコミックだ。大奥トリビアがためになるからだろうか?「表使(おもてづかい)は男性役人との折衝係で大奥の外交官といわれている 才知に長けていないとつとまらない御年寄の右腕役であった」し、知らなんだー!2025/02/02
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