ブルーバックス<br> 宇宙と物質の起源―「見えない世界」を理解する

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ブルーバックス
宇宙と物質の起源―「見えない世界」を理解する

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065351918
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0242

出版社内容情報

推薦の声、続々!
ノーベル物理学賞受賞・小林誠 氏
「物理学者の飽くなき探究が解き明かす宇宙のなりたち」

東京大学Kavli IPMU初代機構長・村山斉氏
「鏡にうつらないドラキュラ、爪先で立つバレリーナ、足りない金(きん)と不安定な宇宙。私たちの起源を探る旅のスリリングな解説!」


138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。
そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。
誰も見たことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか?
そして、反物質、ダークマター、マルチバース……残された謎は、どこまで明らかになったのか?
宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。

基礎から最先端の宇宙論まで、これ一冊でよくわかる!
・世界はたった3種類の粒でできている
・何もない真空で起こっていること
・インフレーションを証明する実験とは?
・「強い力」が強いわけ
・素粒子の標準理論の「標準」とは?
・ダークマターは存在する
・身の回りには反物質が存在しないことの不思議
・「偽の真空」と「真の真空」
・宇宙の進化の起源
・マルチバースと人間原理 ……ほか

■目次
第1章 宇宙は何でできているのか
第2章 素粒子の標準理論のはじまり
第3章 元素の起源
第4章 質量の起源
第5章 力の起源
第6章 非対称性宇宙の起源 ――物質・反物質
第7章 宇宙膨張の起源 ――ビッグバンとインフレーション
第8章 宇宙の大規模構造の起源 ――ダークマター・ダークエネルギー
第9章 宇宙の進化の起源
第10章 宇宙は安定か?

内容説明

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。誰も見ことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか?そして、反物質、ダークマター、マルチバース…。残された謎は、どこまで明らかになったのか?宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。

目次

宇宙カレンダー
第1章 宇宙は何でできているのか
第2章 素粒子の標準理論のはじまり
第3章 元素の起源
第4章 質量の起源
第5章 力の起源
第6章 非対称性宇宙の起源―物質・反物質
第7章 宇宙膨張の起源―ビッグバンとインフレーション
第8章 宇宙の大規模構造の起源―ダークマター・ダークエネルギー
第9章 宇宙の進化の起源

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

特盛

29
評価4/5。約2か月かけて行きつ戻りつして読み終える。素粒子の標準理論から質量(真空の相転移、ヒッグス場)や力の起源(古典力学から大統一理論までの道筋)、宇宙膨張からダークマター・ダークエネルギー、宇宙の安定性(真空の安定性)など幅広い最新の知見が整理、紹介される。つくばの高エネルギー研究所の研究員が分担して書いてる力作。もはや、はいそうですかで簡単にイメージできない世界観。マルチバースや人間原理を持ち出さないと解決が見えないパラメータの調整問題など、やっぱ現実はシミュレーションじゃねwと思いたくもなるw2024/07/13

塩崎ツトム

24
素粒子物理学の発展から統一理論、ヒッグス粒子、対称性の崩れ、ビッグバンからインフレーションまで、とりあえず現代までわかっていることを網羅。とりあえず勉強を始めたい人には難しいかもだけど、全体像を見渡して話を整理したい場合は必読。2024/06/09

sheemer

19
現代物理学の最前線、特に量子力学と宇宙の大域構造とその起源についてKEK(いわゆる高エネ研、日本最初のWebサイトでも知られる)の研究者達が共同執筆した本。数式への言及もあるが非常に分かりやすい。執筆開始時点から点字本としても出版することが決まっており、その配慮が聞き読みしても分かりやすい文章や表現形式にもなっているのだと思う。図も見たいのでKindle本を別に買うつもり。多人数執筆なので、語り口のブレ・内容に若干のダブりはある(ヒッグスさんのノーベル賞受賞とか)。現代物理入門書としてお薦めできる。2024/10/25

mim42

17
思いのほか理解に時間を要した。所々難しい箇所があり。とはいえ全体的に最先端のトピックスが散りばめられており好奇心を擽られた。高温高圧の宇宙が低温低圧になりあるタイミングで突然「真空の相転移」が起こり、より安定な真空となった説。これにより自発的対称性が破れ宇宙に質量が発生し構造ができた、と。質量の発生にはヒッグス粒子と素粒子の相互作用が必要。ヒッグス粒子同士の自己相互作用もありその強度はトップクォークの質量によって変わる。ダークマターの有力候補は未発見素粒子WIMPかヒッグス粒子の相棒たるニュートラリーノ。2024/08/13

春ドーナツ

13
本を読み終えると、外していたカバーと帯を戻して、そこに書かれている文章に目を通す。できるだけ事前情報ゼロの状態で読みたいという長年の習慣になっている。裏表紙の出版社ロゴを見て「あれ」と思う。角川化している。あとで読み返したとき意味不明だと思うので補足するとローマ字表記になっている。お前はそこかよ。気になるんだよ。***暗黒物質とダークエネルギーがあるんじゃねと囁かれ始めた頃で私の情報は止まっていたので、「ああそうか。そうだったのか」と感動した。真空は「もの」。認識するためのアプリオリな条件じゃないことに驚2024/03/30

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