カワイソウ、って言ってあげよっかw

個数:
電子版価格
¥1,881
  • 電子版あり

カワイソウ、って言ってあげよっかw

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月15日 14時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065347133
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

仲良し5人組が、1人ずついなくなる。「私は悪くない」から始まる「エゴミス」!

いわゆる「HSP」であるヒトミは、その繊細な性格のせいで損ばかりしてきた。大学時代からの親友4人を見て劣等感をくすぐられ、また惰性で付き合う彼氏やアルバイト先の人間関係などに辟易していた。ある日Kポップにハマってしまった彼女は、無垢なアイドル達のきらびやかな笑顔を見て、自分もすべてを捨てて渡韓しようとする。
女性5人それぞれが自らの「生きづらさ」を語るが、いつの間にか他人への浅はかな羨望、嫉妬といった黒々とした感情が渦巻き......
「Cocoon」シリーズの作者が贈る、全く新しい「生きづらさ」文学。


内容説明

「Cocoon」シリーズの作者が贈る、全く新しい「生きづらさ」文学。「繊細さん」の仁実―平凡な自分が嫌いだが、踏み出す勇気もない。「バリキャリ」の双葉―頼られたいが、か弱いところも見てほしい。「専業主婦」の美優―周りの優しさに気付けない、夢見る夢子ちゃん。「インフルエンサー」の紫保―自己肯定感の塊。全員を見下している。「マンガ家」の樹―冷静キャラだが、人とは違う「自分」が好き。仲良し5人組が、1人ずついなくなる。「私は悪くない」から始まる「エゴミス」!

著者等紹介

夏原エヰジ[ナツバラエイジ]
1991年生まれ。上智大学法学部卒業。2018年「Cocoon」で第13回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作を改題した『Cocoon 修羅の目覚め』で翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

215
現代社会を生きるそれぞれに異なる職業の女子たち5人の常日頃から感じる「生きづらさ」をテーマに描かれたイヤミス系エゴミスの傑作ですね。仲良し5人組の女子が「そして誰もいなくなった」のように一人ずつ姿を消していく戦慄のミステリーとしても面白かったですが私は彼女たちが自滅のように崩壊していく凄まじいドラマに心を貫かれ、私たち自身の普段の生き方に対する大いなる反省を促されているように感じましたね。凄く厳しく残酷な物語ですので嫌悪感を抱く方も多いでしょうけれど自戒の意味で読んで欲しいですね。#NetGalleyJP2024/07/30

sayuri

51
最高だった。時間を忘れて一気読み。大学時代からの仲良し5人組。30歳になった彼女達の女子会は一見楽しそうだが、心の中では嫌悪や嫉妬などのドス黒い感情が渦巻いている。「繊細さん」「バリキャリ」「専業主婦」「インフルエンサー」「漫画家」それぞれが置かれた環境の中で生きづらさを訴えている。繊細なテーマに、ミステリ要素が合わさり、エッジが効いた文章で先へ先へと読まされる。彼女達に次々襲い掛かる魔の手。この復讐の動機は一体?合間に挟まれる犯人と神父の語りが核心を突いて来る。これからは迂闊に生きづらいなんて言えない。2024/04/19

rosetta

41
★★★✮☆タイトルと表紙で想像していたより面白かった。大学時代からの付き合いの5人のアラサー女子。傍目には仲良く見えた彼女らだが内心ではメンバーを嫌っていたり苦手意識を持っていたり。それぞれ自分が生きづらいと思っている「繊細さん」「バリキャリ」「専業主婦」「インフルエンサー」「漫画家」。学生時代に自殺したもう1人の仲間、一人づつ破滅していくメンバー。そして明かされる犯人。まあ被害者にも同情する気にはならんなぁ。それと懺悔を聴くカソリックの神父が犯人の来世を願うなんてありえないのでは?2024/05/23

sarah

37
それぞれの「生きづらさ」を抱えた女性たちが主人公となる 全5篇の連作短編 彼女たちの視点で物語が進んでいく。感情移入しつつカワイソウって思ったりもしたが、一方その裏にある身勝手な部分や、他人への間接的な攻撃性なども感じた。 生きづらいとは何かを考えさせられたし、ミステリータッチもありとても読みやすく面白かった。2025/01/28

よしぱん

31
★4 表紙から「あのちゃんみたいな女の子が涙を流しつつも前を向いていく物語」を想像していたが違った。大学時代からの友人である30歳女性5人組(HSP、バリキャリ、専業主婦、インフルエンサー、漫画家)が生きづらさを抱えながら1人ずつ転落していく物語、イヤミス寄り。葛藤しつつもカワイソウと言ってほしくて、一方で人を見下さないと自分が壊れそうで。現実に感じるこの生きづらさって何だろう。ま、誰よりもオレ様こそがカワイソウで生きづらい人間代表みたいなもんだけどね!2024/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21801977
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品