講談社現代新書<br> 世界は経営でできている

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講談社現代新書
世界は経営でできている

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065346440
  • NDC分類 335
  • Cコード C0234

出版社内容情報

なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか?
張り紙が増えると事故も増える理由とは?
飲み残しを置き忘れる夫は経営が下手?

仕事から家庭、恋愛、勉強、老後、科学、歴史まで、
人生がうまくいかないのには理由があった!
人生に不可欠であり、一見経営と無関係なことに経営を見出すことで、世界の見方がガラリと変わる!
東大初の経営学博士が明かす「一生モノの思考法」

【本書の主張】
1 本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付く人は少ない。
2 誤った経営概念によって人生に不条理と不合理がもたらされ続けている。
3 誰もが本来の経営概念に立ち返らないと個人も社会も豊かになれない。

「結論を先取りすれば、本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること』だ。
この経営概念の下では誰もが人生を経営する当事者となる。
幸せを求めない人間も、生まれてから死ぬまで一切他者と関わらない人間も存在しないからだ。他者から何かを奪って自分だけが幸せになることも、自分を疲弊させながら他者のために生きるのも、どちらも間違いである。『倫』理的な間違いではなく『論』理的な間違いだ」――「はじめに:日常は経営でできている」より

内容説明

飲み残しを放置する夫は経営が下手?張り紙が増えると事故も増える理由とは?人生がうまくいかないのには理由があった!世界の見方がガラリと変わる思考のレッスン。仕事から家庭、健康、科学、歴史まで。東大初の経営学博士が明かす一生モノの思考法。

目次

はじめに:日常は経営でできている
貧乏は経営でできている
家庭は経営でできている
恋愛は経営でできている
勉強は経営でできている
虚栄は経営でできている
心労は経営でできている
就活は経営でできている
仕事は経営でできている
憤怒は経営でできている
健康は経営でできている
孤独は経営でできている
老後は経営でできている
芸術は経営でできている
科学は経営でできている
歴史は経営でできている
おわりに:人生は経営でできている

著者等紹介

岩尾俊兵[イワオシュンペイ]
慶應義塾大学商学部准教授。平成元年佐賀県有田町生まれ。東京大学博士(経営学)。第73回義塾賞、第36回組織学会高宮賞(論文部門)、第37回組織学会高宮賞(著書部門)、第22回日本生産管理学会学会賞(理論書部門)、第4回表現者賞等受賞。組織学会評議員、日本生産管理学会理事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

165
ゼロサムゲームではなく、Win-Win的「経営」の視点から、日常的なLose-Loseの悲哀あふれる状況をエッセイ的に綴った内容。しかしながら「経営」ができる人材は少ないので、椅子取りゲームな「競争」の特効薬には難しい、といったところか。2024/02/15

belalugosi6997

151
「日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか」に比べたらPOPで優しい語り口調、例えも判り易い。「経営」の定義とは=マネジメントと答えるだろう。ところが著書は違う!前半では、経営=失敗。中盤では、=喜劇系失敗談。終盤にして初めて、=マネジメント。特筆すべきは「喜劇系失敗談」、良かれと想いの手助けが最悪の事態を巻き起こす、所謂「パラドクス」に陥る。まるで佐藤健志氏の著書を読んでいるようで痛快無比であった。例えば、恋愛で猛アピールすれば「ナルシスト、ウザイ」と煙たがられる。自分自身を戒めるためにもお薦めしたい。2025/01/04

Kanonlicht

138
仕事はもちろん、家庭や恋愛、就活、勉強、健康、各種学問にいたるまで、人間の営みをすべて経営の観点で解説する。端的にいうと、手段ばかりを追い求め目的を見失うと何事もうまくいかないということ。至極当然のことを言っているけれど、具体例とシニカルな語り口で楽しんで読めた。最後に著者が言っているように、確かに現代社会は意味のない奪い合いが多すぎる。どうなりたいのか、そのために本当に必要なことは何かを常に自分に問い続けていきたい。でもそれって結構難しい。2024/05/27

mukimi

126
経営とは、価値創造という究極の目標のために中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し障壁を取り除くもの。価値は有限だと思うから手段に振り回され非効率な感情に絡め取られる。虚勢に精を出すほどに劣等感を育てたり。しかしその矛盾に気づき「他者は奪い合いの相手ではなく価値の創り合いの仲間である」という本質を見極め動けば世界は変わる。あらゆるものは創造できるという視点を持とう。経営視点からみて非効率で些細なことに拘泥している我々を叱咤激励してくれる本。巻末を開き筆者が自分と同い年であったことに気付き鳥肌。2024/07/21

アン子

113
経営と言う言葉🟰企業経営としか思っていなかったので正直後半まで違和感で読み進めた。 終わりにきて経営概念は目的に向かった価値創造だと言っている事を理解。 でも今の日本の社会状況や小さい頃からの教育じゃあ創造力はなかなか育たんよな…と、それこそ創造力が無い事を思ってしまった。 個人的には人生経営も後半になって目的は、なるべく子供や人に迷惑をかけずに終わる事。その為に自分の価値創造を考えて生きよう。 おわりにを最初に読んだ方が良かったと思ったのは勉強は〜での内容の著者の策にハマったのか…2024/07/25

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