出版社内容情報
私は「その日」をどのように迎えるのだろう。萩原健一らめぐり逢った人々への思いを通して綴る、99歳・最後の自伝的長編エッセイ!(仮)
内容説明
ファンレターをきっかけに会うことができた三島由紀夫。電話で話すことがあった萩原健一氏、その身の上に共感を覚えた石牟礼道子氏。―人生でめぐり逢った忘れえぬ人々、愛した男たち、そして家族の記憶。99歳まで現役作家として活躍した著者が自らの老いに向き合い、「その日」をみつめて最晩年を綴った。
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。’98年『源氏物語』現代語訳を完訳。’06年、文化勲章受章。2021年11月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sugu
3
家にあって、実家の母もよく瀬戸内寂聴は読んでたから読んでみた。三島由紀夫との交流が印象的だった。というか、それ以外の登場人物についてよく知らないから三島由紀夫が印象に残りやすかった。色んな人の死を見てしまうからこそ、必ずしも長生きはいいものではないのかもしれないなぁなんて思ってしまった。そうはいっても、最期に向けて丁寧な準備をされていて好感がもてた。若いときは、若気の至りで色々あったようだが、人間丸くなっていけるといいなと。2025/08/21
クリフトン
2
生き続けるとは 友や無くならないと思えるようなものさえ失っていくことなのかもしれない すでに亡きひとの章はとても読ませるものがある また はじめとおしまいに創作かもと思わせるところがみられ ご自身の亡くなられたあとの誰か或いはもう一人のご自身からの言葉なのかも などど感じた 2024/03/20