出版社内容情報
ぼく、久遠永遠は、「トモダチゲーム」のプレイヤー。このゲームは、勝つために友だちを裏切ったり出しぬいたりしなければならない、最悪のデスゲーム! 「脱獄ゲーム」「犯罪ゲーム」「裁判ゲーム」……、どれもサイテーだったけれど、今回のゲームは、それらをはるかに上回る! 仲間の命に値段をつけて、コインに換えるなんて……。ぼく、そんなドライな人間にはなれないよ――。
<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき>
内容説明
ぼく、久遠永遠は、「トモダチゲーム」のプレイヤー。このゲームは、勝つために友だちを裏切ったり出しぬいたりしなければならない、最悪のデスゲーム!「脱獄ゲーム」「犯罪ゲーム」「裁判ゲーム」…、どれもサイテーだったけれど、今回のゲームは、それらをはるかに上回る!仲間の命に値段をつけて、コインに換えるなんて…。ぼく、そんなドライな人間にはなれないよ―。小学中級から。
著者等紹介
もえぎ桃[モエギモモ]
青森県生まれ。千葉大学卒業。2020年、青い鳥文庫小説賞一般部門で金賞を受賞し、作家デビュー
久我山ぼん[クガヤマボン]
漫画家、イラストレーター。岐阜県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イカまりこ
6
ゲームマスターのピースが作り出した命懸けのゲームセンターでデスゲーム。人質になった二人がくじとガチャの景品にされる。身近なギャンブルだぁ。永遠が引けるガチャの最大が2999連だったけど、私の推しは5000連以上のガチャ配信したんだよねぇ。仕事行って帰ってきてもガチャ引いてたw コンプしたくなったり、もう出るだろうって思ったり、ガチャ引く時のヤバい心の動きがよく出てた。それと人の命の値段が違うのをまざまざと見せつけてきて、納得感はあるけどキツい。9.11の被害者補償金とか、そうかぁ…ってため息出ちゃう。2024/03/01