悪魔の審判

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悪魔の審判

  • 神永 学【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065338186
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ミステリー界「無冠の帝王」が放つサイコサスペンス

闇を葬るために、闇になれ。我が身を顧みず人を守る男がここにいる。
カニバリズム、白骨化死体、議員自殺、カルト宗教団体・・・止まらぬ最悪事件の連鎖。自らを悪魔に貶める男と悪魔に縛られる者たち、最後の闘い。腐敗隠蔽止まぬ大組織と、孤立無縁の「特殊犯罪捜査室」。この「悪魔」は事件に引き寄せられるのか、自ら事件を呼ぶのか?

誰かの苦しみを共に苦しむことは、人間が人間であるからこそ生み出されてしまう悲劇であると同時に、希望にもなり得る。
これまでとこれから繋ぐシリーズ最大の転換点の作品。悲劇と希望と戦いはどのような決着を見せるのか?ーライター吉田大助

内容説明

この「悪魔」は事件に引き寄せられるのか、自ら事件を呼ぶのか?カニバリズム、白骨死体、議員自殺、カルト宗教団体…止まらぬ最悪事件の連鎖。自らを悪魔に貶める男と悪魔に縛られる者たち、最後の闘いを見よ。ミステリー界「無冠の帝王」が放つサイコサスペンス。闇を葬るために、闇になれ。腐敗隠蔽に塗れた大組織と、孤立無援の「特殊犯罪捜査室」。そこに我が身を顧みず人を守る男がいる。

著者等紹介

神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirokun

34
星3 悪魔シリーズ第三弾とのことだが、私は二弾目については読んでいるはずにも拘らず、ほとんど内容は覚えていない。内容的には、グロテスクな描写が色々出てきて、必殺仕事人的な色彩もあるが、なぜか痛快感はなし。サイコパス的描写が何度も繰り返され、あまり気持ちの良いものではない。2024/03/25

糸巻

27
シリーズ第3弾。3章仕立ての連作中編集のようですべての事件は繋がっている。前作うろ覚えのまま読み始めるがやっぱり復習しておくのが良かったかも。それにしても殺害方法やら死体損壊やらが凄惨過ぎる。深く読み込むとメンタルが削られるシリーズだよ…。特に2章のエピソードは想像せずにさらっと流したい。触れると五感で以て記憶を共有することの出来る阿久津。そんな事させたくないのにその能力に頼らざるを得ない葛藤。まだ続きそうな終わり方だった。2024/03/09

kosmos

13
前作で上層部が入れ替わり少しは警察がクリーンになったかに思えたのに、まだまだ腐敗していることが明らかになったシリーズ第三弾。今回の事件はハンニバル風味。警察を辞めた天海も事件を捜査する永瀬に協力することに。まだ大きな謎が残ったままなので、続きが待ち遠しい。2024/03/28

みいやん

9
悪魔シリーズ3作目。さくさく読めるが、心臓に悪い… オーナーの正体を知りたいが続編を読める勇気があるだろうか?2024/04/03

あずとも

6
シリーズ3弾。遺体損壊にカニバリズムと殺害方法や犯人の心理が気持ち悪すぎる。最後の展開は精神的にもキツく凄惨過ぎて辛い。一つ一つの事件は解決してるけれど根本的な解決はまだだし続きはありそう。彼らがどうなってしまうのか楽しみではあるけれど知るのが怖い気もする。2024/03/23

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