出版社内容情報
魔法少女同士の死闘をあらゆる手段で生き延びた、
十三歳の英雄・空々空と、七名の女性――
幼児、秘書、科学者、人造人間、三人の魔法少女。
思想も、能力も、思惑も、すべてが異なる八人だが、
四国からの脱出と、『究極魔法』奪取を共に目指すことを決める。
ゲームに挑む最後の晩、幼児にして魔女・酒々井かんづめは、
彼女だけが知る“過去”を皆に告げるのだった……。
八人のろくでなしは、生き残ることができるのか。
『究極魔法』は誰の手に? 波乱の四国編、堂々完結!
内容説明
死闘をくぐり抜け、生き残ったプレイヤー八人―小さな英雄・空々空、幼児、秘書、博士、人造人間、そして三人の魔法少女。一同は団結し、四国ゲームのクリアと『究極魔法』の獲得を目指すと決める。最終局面に臨む前夜、幼女にして『魔女』・酒々井かんづめは壮大な「過去」を語り出す。四国編、堂々完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
8
あっさりと人が死んでいく話ではあるが、今回のラストは救いがあったかな。2023/11/25
にぃと
6
表紙の悲恋ちゃんがよい。見開きの悲恋ちゃんもっとよい。本編中の氷上ちゃん負けないぐらいよい。四国編最終巻だけあって、これまでの謎や伏線、伏線ですらないようなものまで、色んなものが明かされたり回収されたりしている。空々くんにもちょっとずつ変化のようなものが見え、彼が主人公、ってのがはっきりとわかる内容。これまでの内容や失われた命からするとささやかながら綺麗な終わり方は空々くんの活躍と苦労に見合うご褒美だし、これまで長々と四国編を読んできた人にとっても価値のあるものだと思う。2024/02/03
あゆぼん
1
#193 伝説シリーズ6作目。文庫にして4000以上ページにわたって繰り広げられた四国編のなんともあっけない幕切れ。西尾維新ワールドが好きな人はこれでも楽しめそう。次巻からの世界編が楽しみ。2024/03/30