講談社文庫<br> 妻のオンパレード―The cream of the notes〈12〉

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講談社文庫
妻のオンパレード―The cream of the notes〈12〉

  • 森 博嗣【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065328156
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報


書下ろし人気エッセィ、ついにシリーズ第12作登場!

「楽園」とはどんな場所なのか?/
ついていないな、と思ったことはないが、運が良いなとは、いつも思う/
その人にとって満足できる金額を所有している人を「お金持ち」という/
AIは答えることしかできない ほか

内容説明

考えることは必要だと思う。何故なら、人間が生きている理由がそこにあるからだ―。空気を読まない、誤解されることにまったく抵抗がない人気作家・森博嗣の書下ろし人気エッセィ第12作。社会の仕組みから「ふともも」と「もも」の違い、奥様の鼻歌まで等距離で観察する森イズムに心が解放される全100編。

目次

「楽園」とはどんな場所なのか?
「最大」とか「最短」をイメージ宣伝で使う無意味さについて一言。
「ないです」や「いいです」や「よかったです」などの日本語に違和感を覚える。
「反対!」「良くない」「やめてほしい」と訴えても、なくならない理由がある。
「綺麗事」に共感することで一体感を演出する社会に大いなる違和感を抱いて。
「宗教って、そもそも全部、霊感商法なのではないか」と書いたら叱られる?
「地中海」は、地中にある海なのでは?
森博嗣は死後に発表する小説を用意している、と噂されるけれど本当なのか?
それでも、人間は社会になんらかの価値を残すものだ、とは考えている。
サブスクというのは、つまり税金のようなものだな、と理解している。
「金は遊ばせておけ」という教えから「遊ばせる」について考えてみた。
猛スピードの「猛」は、「高」よりも激しいのだろうか?
次のうちから当てはまるものを一つ選んで下さい、といわれても選べない設問。
年金の申請をしないと年金がもらえないのは、なんか変じゃない?
健康のためになにかをしたことがない。毎日体重と血圧を測るくらいか。
「奇跡の○○」と鳴り物入りで謳われていても、「奇跡的」でさえないものばかり。
アドバイスをする目的は、相手に好かれることではない。
「ウィズ・コロナ」ってどうなの?これって、良いイメージなのだろうか?
「やんごとない」と今でも使う人がいるけれど、日本遺産級である。
『作家の収支』を八年まえに上梓して、いろいろ理解が広がった気がする。〔ほか〕

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーム

91
国語が嫌いだったと言う著者だが、相変わらず世の中の日本語の乱れには手厳しい。これが作家としての矜持でしょうか。今回、おっ!と思ったのは、著者の趣味を評して「奥様は良き理解者なのですね」と言われたことにつて痛烈な反論をしている件でした。いつもは他人に何を言われても柳に風という感じで受け流しますが、今回はよほど腹に据えかねたのかちょっと気持ちが出ているような印象を受けて面白かった。また、AIは質問に対して適切に答える能力は有しているが適切な質問はできない(現時点においては)という指摘はなるほどと納得しました。2024/01/24

reading

25
今回も楽しく読めた。タイトル、装丁も絶妙。重なるような内容もあるが一貫しているところを再確認。2024/04/14

さくりや

24
切実にこんな大人になりたい。フラットで健康的で欲張らず未来思考でいたい2024/03/10

bayashi

20
(もう年越したけど)年末恒例エッセイ。俯瞰視はよく聞くけど時間軸でってのはなかった。複数の視点、複数の軸と点で比べましょう。やりたいことを考えて、できることを増やす。文字で読んだものを頭の中で映像化するのが読書の楽しみと思っている。SNSというコミュニケーションツールで写真を使わないのは怠慢か。なんとなく生きてんなあと思い知り、今年も余裕をもって。余裕が先か、皮肉とユーモアが先か。2024/01/02

akira

17
「これは、人間の能力とは、『答える』ことではなく『問う』ことにあると考えたからだ」2024/01/05

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