出版社内容情報
乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた!
驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決!
警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ3件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。異常犯罪のエキスパートとして現地に急行した警察庁の若き女性警視・鵜飼縣は茶屋警部を従えて捜査にあたる。一方、同市の鞍掛署は秘かに謎の老人の行方を追っていたが、発見した途端に鈴木一郎=脳男が現れて妨害する。鞍掛署にはまた署をあげての交通事故隠蔽疑惑があり、真相を探ろうとした茶屋のかつての部下が殺される……。
鍵を握る「ブックキーパー」とは何者か? 残虐な連続殺人事件の真相とは? そして神出鬼没の脳男=鈴木一郎が戻ってきた理由とは?
乱歩賞受賞最大の問題作「脳男」シリーズがさらにパワーアップして登場。総勢60名以上の人物を見事に描き分け、テンポよく切り替わる場面に目が離せない、エンタメの王道を行く超弩級サスペンス巨編。
内容説明
遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件に、すべて拷問の痕があるという共通点が見つかった。そして愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。異常犯罪の捜査を得意とする警察庁の若きエリート女性警視・鵜飼縣が捜査にあたる。地元警察は秘かに謎の老人を追うが、発見した途端に鈴木一郎=脳男が現れ捜査を遮る。
著者等紹介
首藤瓜於[シュドウウリオ]
1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒業。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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