講談社の翻訳絵本<br> イエローバタフライ

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講談社の翻訳絵本
イエローバタフライ

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  • サイズ A4判/ページ数 63p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784065326640
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

ボローニャ国際ブックフェアで話題を集め、アメリカ版も各書評で激賞されている、ウクライナの絵本です。

作者のオレクサンドル・シャトヒンは、ウクライナ在住のイラストレーター。彼の家はロシアとの国境近くにあり、現在も家族とともに避難生活を送っています。本書は、女の子の目を通した「戦争」を、言葉を使わずに描いています。

ウクライナの国旗の色である青と黄色、さらには絶望と恐怖を表す黒、そして「命」の象徴である蝶によって、絶望の果てにも希望を見いだそうとする人間の姿を、どんな言葉にもまして胸を圧する力で表現しています。
文字がないことによって、読者は絵からこの絵本の物語を自分で紡いでいきます。

ウクライナで起きている悲劇の報に慣れてしまってきている私たちに、「戦争」を情報ではなく、自分の身にも起こりうるものとして感じさせる力をもっています。

【アメリカ版の書評】
「挑発的で力強く、息をのむほどに美しい」Kirkus Reviews 

少女の目を通して戦争を描いた言葉のない絵本。青い空を背景にした黄色い蝶を象徴として、そこに希望を見いだしていきます。彼らの国旗の色を使って、オレクサンドル・シャトヒンは、ウクライナで起きている戦争への感情を深くゆすぶります。そして戦争の悲惨な現実から、平和と未来の希望の場所へと旅する際に考えるべき、強力な視覚的メタファーに満ちた物語をわたしたちに託してくれました。

内容説明

この絵本には「言葉」がありません。泣き叫ぶ声も、嘆きや怒りの言葉も。だからこそ伝わってくるのです。言葉を超えた叫び、嘆き、怒り、絶望。そして―その果ての希望、平和への祈りが。

著者等紹介

シャトヒン,オレクサンドル[シャトヒン,オレクサンドル] [Shatokhin,Oleksandr]
イラストレーター・絵本作家。ウクライナ東部の街、サミーに住んでいたが2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻により、妻と幼い子とともにリヴィウでの避難生活を余儀なくされた。この絵本は戦争が始まって1ヵ月のうちに描かれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

179
誰もが望むはずの平和。その願いはいつ叶うのだろうか。それまでは争いの意味を問う本が出版され続けるだろう。哀しみに直面した者は必ず幸せを願う。その象徴となる色はイエロー。その色が描かれていない絵から受ける絶望、頁を捲るたびに辛さが増していく。闇をかすかに照らす絵に希望を抱く。たったひとつの羽ばたきが苦しみに耐えて、願いを込めて無数のイエローバタフライが世界中を舞い、怒りや憎しみさえも染め上げていく。言葉のない絵本。言葉だけでは伝えきれないものがこの世にあるからだろう。すべての人間に届けるために描かれている。2025/01/03

starbro

171
ウクライナ在住のイラストレーターによる反戦絵本。 文字はありませんが、迫力のあるイラストが、物凄いエネルギーで強烈なメッセージを放ちます。♡LOVE&☮PEACE https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005496.000001719.html 2023/09/28

☆よいこ

90
戦争関連本。言葉のない絵本。有刺鉄線に阻まれた世界、大きな蜘蛛のような化け物に追われて逃げ惑う少女。そこに、黄色い蝶が飛んでくる。光をまとった黄色い蝶は、絶望の闇を明るいものに変えていく。蝶にはげまされ、少女も声をあげる▽2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻で避難生活を余儀なくされた作者からのメッセージ絵本「ウクライナの平和な空に、黄色い蝶々が自由に舞う日が近いことを祈りつつ」2023年刊2024/08/23

MI

81
この本にはことばがない。光と黄色の蝶々が見事にマッチしている。どんなに暗い世の中にも希望を感じさせる。読む人にとって感じ方が変わる。ステキな絵本2024/01/21

yomineko@ヴィタリにゃん

57
かなり衝撃を受ける。絵だけで相当な恐怖が迫って来る。今のウクライナに思いを馳せると、実際はこれよりも悲惨だろう。しかし、平和を願ってやまないウクライナにいつか春が来ます様に!!!2024/05/21

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