星海社新書<br> 生物学・遺伝学に基づくサラブレッドの血統入門―競馬サイエンス

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星海社新書
生物学・遺伝学に基づくサラブレッドの血統入門―競馬サイエンス

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065319307
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0245

出版社内容情報

生物学・遺伝学的観点から説明する競走馬の血統入門書

競走馬の血統は、競馬の重要なファクターの1つです。しかし現状では、血統に関する各種言説に、生物学の基本から逸脱しているものが多々見受けられます。「血統」と「遺伝」は表裏一体です。切り離すことはできません。ですが遺伝についてはわかりやすく説明したり、理解することが難しく、血統を語る際にその存在が忘れられてしまっています。本書は、生物学・遺伝学的観点から説明する競走馬の血統入門書です。「遺伝子」や「ミトコンドリア」「メンデルの法則」といった中学校の理科の授業で習った基礎から最新の研究論文まで、一緒に血統と遺伝を学びましょう。

*以下、本書目次より抜粋
はじめに

第1章 遺伝のしくみ

第2章 近親交配(インブリーディング)

第3章 失われる遺伝的多様性

第4章 母性遺伝

第5章 エピジェネティクス

第6章 科学と血統理論

第7章 我が仮説

第8章 サイエンスコミュニケーション

おわりに

参考文献(本文中に明記した文献は除く)

内容説明

競走馬の血統は、競馬の重要なファクターの1つです。しかし現状では、血統に関する各種言説に、生物学の基本から逸脱しているものが多々見受けられます。「血統」と「遺伝」は表裏一体です。切り離すことはできません。ですが遺伝についてはわかりやすく説明したり、理解することが難しく、血統を語る際にその存在が忘れられてしまっています。本書は、生物学・遺伝学的観点から説明する競走馬の血統入門書です。「遺伝子」や「ミトコンドリア」「メンデルの法則」といった中学校の理科の授業で習った基礎から最新の研究論文まで、一緒に血統と遺伝を学びましょう。

目次

第1章 遺伝のしくみ
第2章 近親交配(インブリーディング)
第3章 失われる遺伝的多様性
第4章 母性遺伝
第5章 エピジェネティクス
第6章 科学と血統理論
第7章 我が仮説
第8章 サイエンスコミュニケーション

著者等紹介

堀田茂[ホッタシゲル]
獣医師。1963年、神奈川県生まれ。麻布大学大学院獣医学研究科修士課程修了。サラブレッドの血統を生物学・遺伝学的観点から探究している。キャロットクラブ会報誌、スポーツ紙、競馬誌『サラブレ』『ROUNDERS』などにも多数寄稿。サラブレッドの血統に関する科学的側面からの論述と、国際G1競走勝利馬を網羅した母系樹形図の作成・更新をライフワークとし、自著『サラブレッドの血筋』(現在第3版)を編纂している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しげき

17
生物学とかテストで50点以上取った記憶がないくらい苦手だが、サラブレッドの血統を交えた話になると割とすんなり頭に入ってくるのなんでだろう(笑) 私は一口馬主をしてるので、馬を選ぶ際の血統の見方や考え方はちょっと変わってきそうです。2023/06/19

スプリント

10
すべてを理解するには基礎学力が不足していますが それでもとても興味深い生物学・遺伝子学の一端に触れることができます。競馬好きの方にお勧め2023/12/03

mim42

8
生産者側に、科学的な知識が無さすぎるため、一部の種牡馬の血が濃くなりすぎる問題。よーく理解できる。が、この著者のレトリックやロジックは好きになれない。基本的にずっとネガティブ、ずっと否定なのだ。また、依拠する文献が悉く浅い。論文や学術的価値のある書籍からの引用は皆無に等しい。これでは「一人の詳しい人の感情的な提言」以上のポジションは得られないだろう。2023/07/20

ライアン

7
なかなか興味深い内容だった。競馬にどっぷりつかってるとクロス(近親交配)は当たり前だけど生物学的には当然まずいわけで・・、特にサンデー一色になっている日本は危険だよね。サンデー直仔のG1勝馬はアウトクロスの馬が多いという話がありましたが、サンデー自体がアメリカのマイナー血統なので当時の日本にはクロスになるような肌馬が少なかったのではないかと。毎年海外から優秀な繁殖牝馬を多く導入している社台系を「自転車操業」と言ってしまうのは面白いと思ったけれど確かにそうしないと種牡馬の成功はないし、血の袋小路に入るんだな2023/06/23

bittersweet symphony

5
蔓延しているサイアーライン偏重の血統観に対して母系の重要性を主張しているわけですが、その根拠的に言及されるミトコンドリアDNAがそこまで重要性があるようには思えないのが辛いところ。サラブレッドというカテゴリーの定義自体が類縁の血統を守っていくという前提に立っている中、遺伝情報の多様性という観点でのパラドックス的異議申し立てがどこまで通用することになるかは未知数ですね。実際の見立て的には人気等気にせずサンデー系とキンカメ系のクロスでピックアップするわけですが、ほぼ当たりません。2023/05/27

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