内容説明
本書では、近年におけるウナギ幼期に関する研究成果を紹介し、脂質の合成、脂質合成の調節、脂質の輸送、脂質の貯蔵など、ウナギの肝細胞と筋細胞における脂質代謝について、今までに検討したことを中心にまとめた。
目次
第1部 ウナギの生物学(うなぎと日本人;蒲焼きの美味しさと栄養価;ウナギの分類;浸透圧調節と回遊 ほか)
第2部 ウナギの細胞化学(うなぎ蒲焼きとその栄養学的特徴;脂質とは?―魚類の脂質の特徴;魚油と動脈硬化防止効果;ウナギ筋肉中の脂質の由来―筋細胞自身により合成?他の組織から輸送される? ほか)