出版社内容情報
生誕100周年を迎えた、水木しげるの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」。本書は、水木しげるが描いた3作品のイラストを一挙に集めた画集です。個々のイラストは水木しげるの妖怪画集などに収録されたことはあるものの、3作品だけを集めた画集は初。本画集には3作品のカラー妖怪画に加え、連載時カラーで掲載された漫画トビラ、単行本カバー、広告用イラストなども網羅しています。
内容説明
水木しげるが生み出した3大キャラクターを分類、時代などに分けて初心者にもわかりやすく解説。各作品のカラーイラストや連載扉も多数収録。
目次
ゲゲゲの鬼太郎(DARK「墓場鬼太郎」;HERO「ゲゲゲの鬼太郎」;ADULT「スポーツ狂時代」「挑戦シリーズ」ほか ほか)
悪魔くん(埋れ木真吾;松下一郎;山田真吾 ほか)
河童の三平(貸本版「河童の三平」;『ぼくら』版 「カッパの三平」;『週刊少年サンデー』版 「河童の三平」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
水木しげるの人気3作品の紹介本です。 貸本時代からの作品もありキャラ設定がかなり異なります。 子どもの頃は絵柄が苦手だったなぁと懐かしみながら楽しめました。2025/03/10
バイオ河童
1
表紙のデザインが児童向けの書籍風ですが、内容は初心者からマニア向けの幅広い内容でした。中でも河童の三平はムック本などで扱ってくれる機会があまり無いので個人的にありがたいです。 また貸本の表紙絵なども挿入されていて資料性が結構高いです。水木しげるコアファンもゲ謎から興味を持った新規の方もまずはこれを買ってみれば水木しげる作品についてある程度知れる良本だと思います。2024/10/26
アヴィ
0
鬼太郎に悪魔くんに河童の三平と、水木しげるを代表するキャラの出自から、その後の変遷について詳しく解説されている。一番変遷が激しいのが鬼太郎で、紙芝居や貸本時代の鬼太郎は後に我々がよく知る鬼太郎とは見た目も違うし、性格もかなり悪い。アニメ化で大衆に受け入れられたことで正義のヒーローになっていく変遷が面白い。ねずみ男や猫娘などの鬼太郎ファミリー達も妖怪っぽさが時代と共に抜け落ちていく。悪魔くんや河童の三平は変わっていないようでいて、意外と変遷があることに驚く。2025/09/28
石鶏
0
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