オイサメサン

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オイサメサン

  • 神津 凛子【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 講談社(2023/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065314555
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


小学生の夏休みに霊が「視える」ようになった鈴。
初めて視たのは、赤い服を着た爪のない不気味な女の霊。怖い、怖い、怖いーー。
怯える鈴を救ったのは、祖母がくれた「オイサメサン」の指輪だった。
だが7年後のある日、バイト先のファミレスで「祓える」男に出会う。
彼はオイサメサンは詐欺師だと吐き捨てた。
オイサメサンは、詐欺師なんかじゃない。
しかし、赤い女は7年経った今でも鈴のことを追いかけていた。
鈴はある殺人事件に巻き込まれ、予想もしない運命に呑まれていく。

映画『スイート・マイホーム』で話題!
注目のホラー作家、躍進!


内容説明

小学生の夏休みに霊が「視える」ようになった鈴。初めて視たのは、赤い服を着た爪のない不気味な女の霊。怖い、怖い、怖い―。怯える鈴を救ったのは、祖母がくれた「オイサメサン」の指輪だった。だが9年後のある日、バイト先のファミレスで「祓える」男に出会う。彼はオイサメサンは詐欺師だと吐き捨てた。オイサメサンは、詐欺師なんかじゃない。しかし、赤い女は9年経った今でも鈴のことを追いかけていた。鈴はある殺人事件に巻き込まれ、予想もしない運命に呑まれていく。

著者等紹介

神津凛子[カミズリンコ]
1979年長野県生まれ。歯科衛生専門学校卒業。2018年、『スイート・マイホーム』で第13回小説現代長編新人賞を受賞し、翌2019年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

72
小学生の夏休みに「視える」ようになった檜木鈴。赤い服を着た爪のない女に怯える鈴を救ったのは祖母から貰った「オイサメサン」の指輪。9年の後、アルバイト先のファミレスで出会ったのは「祓える」力を持った人物。殺人事件に巻き込まれたり、生き霊が視えたり、悪いものとの対峙の場面は恐ろしい。しかし霊より怖いのは生きている人間の悪意。怪しいなと思った人物はやはり…。2024/02/03

ででんでん

67
神津さんのこれまでの作品とは少し違っていた。鈴には死霊も生霊も確かに視えるが、それらは生きた人間の怖さが絡まり引き起こした故のものであって…。成長していく鈴の姿に意外にも?読後感には爽やかさがあった。霊自体や、霊が引き起こす現象の描写がリアルで怖かった。物語のなかで姫ちゃんの存在はとても大きかった。2023/10/02

ポチ

50
ミステリ色の強いホラーかな。だが怖さはあまり感じませんでした。今後は組織とやらとのバトルになるのかな。2023/09/29

のりすけ

48
霊が出てくるシーンの描写は秀逸。気の弱い人ならトイレ行けなくなるくらい。ただ、主人公の鈴に共感を持てなかったところと、なんやわけわからん「組織」とやらが出てきたところはマイナス。鈴、視える人なので気の毒だとは思うんだけど…。前半に比較して後半の失速感がもったいない。2023/11/30

チャッピー

32
鈴さんが「視えてしまう」ものは怖かった。それと人の心と。でもちょっと長いわ。2023/12/07

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