出版社内容情報
12世紀の中東。
聖者たちの伝記記録編纂をJ志す詩人のファリードは、伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ねる。
男が語ったのは、アリーのという若き行者の《物語》──姿を顕さぬ導師と四人の修行者だけが住まう《山》の、
閉ざされた穹盧(きゆうろ)の中で起きた連続殺人だった!
未だかつて誰も目にしたことのない鮮麗な本格世界を展開する、第17回メフィスト賞受賞作がついに文庫化。
解説:佳多山大地
内容説明
十二世紀の中東。聖者たちの伝記録編纂を志す詩人のファリードは、伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ねる。男が語ったのは、アリーという若き行者の“物語”―姿を顕さぬ導師と四人の修行者だけが住まう“山”の、閉ざされた穹廬の中で起きた連続殺人だった!幻のメフィスト賞受賞作がついに文庫化。
著者等紹介
古泉迦十[コイズミカジュウ]
1975年生まれ。本書で第17回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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