ぼくらは星を見つけた

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ぼくらは星を見つけた

  • 戸森 しるこ【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2023/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065307311
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

野間児童文芸賞受賞作家の最新作は「新しい家族」をつくるドラマチックでうっとりする物語。幸福な予感が幻想的な世界で描かれます。

丘の上の青い屋根のお屋敷に、彼女たちは住んでいました。ご主人のそらさんと、十歳の星(セイ)。そしてハウスキーパーのシド、白猫のダリア。そらさんの旦那さんは、十数年前に亡くなった、天文学者の桐丘博士です。専属の庭師と、そらさんの主治医が出入りするほかは、現実から切り離されたように静かなところでした。

ある日、「住みこみの家庭教師」という募集を知って、お屋敷にひとりの男性がやってきます。それが岬くん。この物語の主人公です。

岬くんは元美容師で、手品や楽器という特技も持ち合わせています。そらさんは岬くんを家族の一員として迎え入れ、星は紳士的でユーモラスな岬くんにすぐに懐きました。けれど無愛想なハウスキーパーのシドだけは、なかなか心を開きません。不器用だけど本当はやさしく思いやり深いシドに、岬くんは惹かれていきます。

その家族にはいくつか不自然な点がありました。「本当の家族」を求め続ける岬くんが、奇跡的な巡り合わせで「運命の人」にであう物語。

●金原瑞人さん、推薦!

『ロマンチックで、ちょっと切ない。
忘れられない荷物をひとつ心に残してくれます』

●書店員さんから、反響続々!!

背負わざるを得なかった「闇」があるから、
光かがやく主人公たちに、心打たれない読者はいないでしょう。
──紀伊國屋書店横浜店花田優子

不器用にしか生きられない。そんな、愛すべきキャラクターたちが、
すこしずつ「家族」になっていく姿から目が離せませんでした。
──クレヨンハウス 鏡鉄平

人は「母」に出会い、世界は宇宙のように広がっていく。
──ブックスページワンIY赤羽店 風穴真由芽

ここには、家族を愛する不器用な人たちの姿があります。
新たな変化を受け入れた登場人物たちに、安堵の気持ちでいっぱいになりました。
──丸善丸の内本店 兼森理恵

内容説明

丘の上にある青い屋根のお屋敷に「住みこみの家庭教師」としてやってきた岬くん。ご主人のそらさんと、十歳の星、ハウスキーパーのシドの「家族」として迎えられあたたかい日々を過ごします。しかし、この四人には、それぞれ秘密がありました。

著者等紹介

戸森しるこ[トモリシルコ]
1984年、埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同作は児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2017年度青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書に選定された。『ゆかいな床井くん』で第57回野間児童文芸賞を受賞

エミ・ウェバー[エミウェバー]
1988年、三重県伊賀市生まれ。イラストレーター。旅で見た景色や動物、インテリアからインスパイアされて絵本の一場面のような物語性のあるイラストを描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

273
日本が舞台でありながら西洋の雰囲気を色濃く漂わせるお話です。未亡人の老女そらの10歳の一人息子・星(セイ)の家庭教師を募集する広告を見て館を訪れた青年・岬は一発で面接に合格し家族の一員として迎えられます。ハウスキーパーの若い女性のシドはどこか打ち解けない性格で、岬はこの一家にどこか違和感を覚えながら溶け込もうと日々努めるのでした。物語が進むにつれて解き明かされていく人間関係の謎と哀しい過去の秘密。でも主人公の岬が全員の心を開かせて段々と理想的な関係へ導いていき人は悲劇も愛の力で克服できると教えてくれます。2023/06/04

やも

89
児童書とは思えない設定で、ちょいちょいツッコミもあったかな。そらさんのパートナーの学者さんを想うと、どうもしっくり来なくて。でも生きてる人が幸せなら、学者さんも報われるのかな?残された人の不幸なんて誰も望まないだろうし…。起きたことからは逃れられない。辛いことでも忘れることが出来ないのは普通のことだ。1人で抱えるには重い荷物を一緒に持って、Sweet Homeまで一緒に行ってくれる人が隣りにいたら、それは最高の人生。家族の形を考えさせられた。2023/07/27

美紀ちゃん

84
表紙の少年は桐丘星(せい)10歳。洋館のご主人はそらさん。主人公は、見た目はお兄さんの岬峻(たかし)住み込みの家庭教師他。庭師の田代さんはターシャ。ハウスキーパーの宍戸さんはシド。ソラシド!児童書なのに、登場人物の事情が複雑で深い。妾とか、叔父との子供とか。え!と思いながら読んだ。この家族の秘密とは?秘密が複雑ですごい!全員事実を知っているのに、わざとお互いに向き合わずに、それでも一緒に暮らしている。でも、クリスマスには奇跡が起きる。優しいラストで、素晴らしい。児童書だけど大人も楽しめる素敵なストーリー。2023/06/08

えんちゃん

70
美しい装画とタイトルに惹かれて。お屋敷に住む女主人、少年、お手伝いさん、家庭教師。胸に秘めた過去を持つ4人の家族物語。児童書とはいえテーマが重ためだけど、家族とか愛とか優しさがストレートに伝わって、ピュアな気持ちになれる。高学年~中学生の夏休みの感想文に良い感じ。TLで見掛けた初読み作家さん。思っていた通りすてきな物語でした。お名前も可愛くてすき。ちなみに私はつぶあん派。2023/06/27

ゆのん

70
『住みこみの家庭教師募集。男性歓迎。子ども好きでどちらかといえば器用な方』丘の上の屋敷に家庭教師として雇われた岬。たんなる家庭教師ではなく『家族の一員』として迎えられる。未亡人のそら、養子の星、ハウスキーパーのシドの4人家族だ。読むにつれ3人の関係性や、岬の役割などが少しずつ明らかに。『家族』は血の繋がりだけではないもっと大切なものがある。自身の気持ちを口にしない3人だが、その心には確かな愛情がある。そらがシドに『ごめんね』ではなく『ありがとう』と言ったところでは泣かされた。静かで優しい物語。2023/06/02

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