出版社内容情報
人質から天下人へ。徳川家康のドラマチック人生!
幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々とした徳川家康。戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開くまでに、何度も訪れる人生の節目で、都度難しい選択を迫られた。織田家に囚われてから大坂の陣まで、歴史時代小説の精鋭十三人が趣向を凝らす、歴史改変もありの短編集。〈文庫オリジナル〉
織田家の人質となっていた少年時代
桶狭間の戦い
三河一向一揆
三方ヶ原の戦い
本能寺の変後の伊賀越え
小牧長久手の戦い
関東移封
関ヶ原の戦い
大坂夏の陣
など。
徳川家康の節目となった事績や事件をテーマに、ついに天下を手中に収めるまでの分かれ道を彼がどう切り抜けたか、史実に忠実な作品だけではなく、「あのときこうなっていたら」という歴史改変ものも含むバラエティー豊かなラインナップで、超短編を集めました。
内容説明
幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々とした徳川家康。戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開くまでに、何度も訪れる人生の節目で、都度難しい選択を迫られた。織田家に囚われてから大坂の陣まで、歴史時代小説の精鋭十三人が趣向を凝らす、歴史改変もありの短編集。
著者等紹介
矢野隆[ヤノタカシ]
’76年福岡県生まれ。’08年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼ッ!』『兇』『勝負!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。’21年に『戦百景 長篠の戦い』で第4回細谷正充賞を、’22年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞
風野真知雄[カゼノマチオ]
’51年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。’15年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい!2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位
砂原浩太朗[スナハラコウタロウ]
’69年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て、フリーのライター・編集・校正者となる。’16年「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞しデビュー。’21年刊行の『高瀬庄左衛門御留書』が、第165回直木賞候補・第34回山本周五郎賞候補となったほか、第9回野村胡堂文学賞・第15回舟橋聖一文学賞・第11回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞、「本の雑誌」’21年上半期ベストテン第1位など高評価を受ける。’22年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞受賞
吉森大祐[ヨシモリダイスケ]
’68年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。大学時代より小説を書き始めるも、’93年に某電機メーカーに入社。40代半ばにまた小説を書き出し、’17年『幕末ダウンタウン』で第12回小説現代長編新人賞、’20年『ぴりりと可楽!』で第3回細谷正充賞を受賞する
井原忠政[イハラタダマサ]
神奈川県出身。’00年に「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。’16年「旗本金融道」シリーズ(経塚丸雄名義)で時代小説家デビュー。’17年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』で第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。’21年「三河雑兵心得」シリーズで「この時代小説がすごい!2022年版」文庫書下ろしランキング1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
みっちゃん
ちょろこ
とし
★Masako★