出版社内容情報
シートンの飼い犬だった、いたずら好きの「ビンゴ」。けっして人間につかまらず、「人狼」とおそれられたオオカミ王「ロボ」。ニューヨークの下町で力強く生きるノラネコ「キティ」。シートンが愛した動物たちの、生きるための知恵と戦い、悲しみを描く傑作3編を完訳でお届けします。
小学上級・中学から
内容説明
シートンの飼い犬だった、いたずら好きの「ビンゴ」。けっして人間につかまらず、「人狼」とおそれられたオオカミ王「ロボ」。ニューヨークの下町で力強く生きるノラネコ「キティ」。するどい観察と、暖かいまなざしを通して、人間と動物の共存をうったえる感動の3編!大自然に生きる動物たちの愛と戦い、悲しみを描いた不朽の名作を読みやすい完訳で!
目次
わたしの愛犬ビンゴの物語
ロボ―カランポーのオオカミ王
ニューヨークのノラネコ・キティの物語
著者等紹介
シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン] [Seton,Ernest Thompson]
1860年、イギリス北部の海岸町に生まれる。5歳のとき、一家がカナダへ渡り、幼いシートンは美しい自然やそこに生きる野生動物たちを愛するようになる
石崎洋司[イシザキヒロシ]
東京都生まれ。慶應大学経済学部卒業。出版社勤務を経て、作家・翻訳家としてデビュー。『世界の果ての魔女学校』で第50回野間児童文芸賞、第37回日本児童文芸家協会賞を受賞
つがおか一孝[ツガオカカズタカ]
徳島県生まれ。イラストレーター&エッセイスト。魚、野鳥、犬、猫、野生動物、自然、そして「人間」をテーマにイラストを描いている。趣味はフライフィッシング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。