星海社新書<br> 天気図からよみとく奥の細道―名句に込められた季節感の謎

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星海社新書
天気図からよみとく奥の細道―名句に込められた季節感の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065300466
  • NDC分類 915.5
  • Cコード C0276

出版社内容情報

「奥の細道」の俳句から天気図を再現!

日本人の多くに親しまれている芭蕉の「奥の細道」。江戸から最終地・大垣までの5カ月の旅で詠まれた俳句には、晩春から秋までの気象変化が巧みに記されている。これらを気象の観点から捉えるとどうなるか。「その時降った雨が梅雨の雨なのか、夏の夕立なのか」「この晴れは梅雨の晴れ間なのか」「海は荒れているのに空に天の川が見えるのはなぜなのか」……。長年にわたりNHKのお天気キャスターを務めた気象予報士の草分けである著者が、芭蕉の俳句に込められた季節感を天気図で再現しながら読み解いていく。新鮮な「奥の細道」を浮かび上がらせる実験的試み。

*本書目次より抜粋
はじめに

第1章 江戸時代の気候と旅の準備

第2章 深川からの旅立ち

第3章 松島から平泉へ

第4章 初めての日本海の旅

第5章 旅の終わりの北陸へ

第6章 気象と季語

2100年の奥の細道の気象

あとがき

参考文献

内容説明

日本人の多くに親しまれている芭蕉の「奥の細道」。江戸から最終地・大垣までの5カ月の旅で詠まれた俳句には、晩春から秋までの気象変化が巧みに記されている。これらを気象の観点から捉えるとどうなるか。「その時降った雨が梅雨の雨なのか、夏の夕立なのか」「この晴れは梅雨の晴れ間なのか」「海は荒れているのに空に天の川が見えるのはなぜなのか」…。長年にわたりNHKのお天気キャスターを務めた気象予報士の草分けである著者が、芭蕉の俳句に込められた季節感を天気図で再現しながら読み解いていく。新鮮な「奥の細道」を浮かび上がらせる実験的試み。

目次

第1章 江戸時代の気候と旅の準備
第2章 深川からの旅立ち
第3章 松島から平泉へ
第4章 初めての日本海の旅
第5章 旅の終わりの北陸へ
第6章 気象と季語

著者等紹介

村山貢司[ムラヤマコウジ]
気象予報士。1949年東京生まれ、都立立川高校、東京教育大学を経て日本気象協会に入社。NHKテレビの気象解説を20年間担当。気象予報士第1回合格。専門の気象だけではなく、地球環境、健康、経済、エネルギーなど多方面で活動。紫峰山岳会に所属し、山の天気の著書もある。現在は気象環境研究所主任研究員として、環境省、林野庁、東京都などの委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雲をみるひと

29
奥の細道での描写、芭蕉の行程及び現在の気象の傾向などから奥の細道が書かれた当時の気象状況を読み解く意欲作。気象の知識がなくてもわかるくらい丁寧に書かれていると思われるし、作者は博識で発想も面白い。ただし、西行や能因法師を引用しているところやなぜか結構頻出する鉄道関係の情報などにより少しまとまりをなくしているような印象を個人的には受けた。それもあってか、北陸パートなと後半がパワーダウンしている印象がある。2023/01/19

Go Extreme

1
江戸時代の気候:梅雨 台風 季節変化 気象観察 旅の準備:深川出発 宿泊先 荷物選定 旅程計画 移動手段:徒歩 船利用 道中の気象変化 影響 松島の風景:日本三景 詩的表現 季節感 風の描写 平泉への道中:自然観察 文化交流 道のり 詩的感受性 日本海への旅:最上川 船旅 降雨影響 天候の変化 北陸地方:気候条件 景観 文化遺産 芭蕉の詩 気象と俳句:季語 気象観察 旅の影響 天気図分析 参勤交代:宿泊整備 旅程調整 大名行列 交通網発展 研究意義:気象と文学の融合 俳句の新解釈 科学的視点2025/03/12

rikoxyma

0
お天気キャスターならではの視点で、奥の細道を、江戸時代を、旅を、季語を読み解く。2023/08/04

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