内容説明
元気が足りない時は、南インドカレーを食すべし。野菜豊富で油控えめ。クセになる味わいが、体と心をじんわり幸せにしてくれる。動脈硬化、高血圧、痛風の予防。アトピー対策、便秘解消、ストレス撃退からダイエットまで。医食同源の智恵とレシピを詰め込んだ「体のごちそう」百科。
目次
プロローグ すべてはまかないからはじまった
1 南インド流薬膳カレーとは?(医食同源の智恵は南にあり;体を軽くするには;日常食としての楽しみ)
2 体がよろこぶカレーのレシピ(病退治篇;体力増進篇;女性の味方篇)
エピローグ 旅はまだ終わらない
著者等紹介
渡辺玲[ワタナベアキラ]
1960年生まれ。カレー伝道師。ミュージシャン、レコード会社ディレクターなどを経て、都内の老舗インド料理店「アジャンタ」にてインド料理人生を開始。以後、日本とインドを往復しつつ研鑽を積む。現在はインド料理の出張調理、ケータリング・サービスや料理教室を通じてインドの食文化をひろめている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラテちゃん
23
前半は南インドカレーについての蘊蓄、後半は写真のないレシピです。この本をどの段階で読了と見なすか迷ったが、記念すべき読書メーター300冊目にどうしてもこちらを登録したくて、チキンカレーを作った本日を読了日としました♪とにかく口やかましく火加減や鍋のなかのスパイスや具材の様子を教えてくれる写真のないこのレシピ。味は…信じられないほどおいしかった《*≧∀≦》初めて作ったのにこの美味しさ♪自分は天才ではないかと調子にのってる。出来上がったあと巻頭に完成写真が載ってることに気づいたが私のとは若干違うなあ…でもおい2015/04/28
デビっちん
20
本書の中心は南インドカレーでして、北に比べるとスパイスの量や種類は控えめです。スパイシーでホットなカレーではあるものの、同時にライトでヘルシーなのが南インドカレーです。健康的な南インドカレーを切り口に、現代日本食に溶け込んだカレーの問題点や南北インドの食文化の考察が興味深かったです。後半はレシピが中心でしたが、1レシピに1枚くらいは料理の絵があったらよかったのになーと感じました。読めば、南インドカレー食べたくなりますよ!2018/09/13
もよ
9
前半の導入部は読んで、南インドカレーにとても惹かれました。あとはレシピなので...読む限り、とてもおいしくて体によさそうです。2015/07/13
Yoshie S
2
さすが渡辺玲さん。写真ははほぼないけど、インドのカレー料理についてくわしく書かれている。効能別になっているので、気になるレシピにチャレンジしたい。インドの風土に基づいた料理や素材成り立ちも興味深い。それにしても初版が2003年。13年経っても色褪せずむしろ特に南インド料理とスパイスの基礎の集大成ともいえるのではないでしょうか。2016/05/20
織田陽平
2
全体を読んでると基本的な作り方がなんとなく頭に入ってきて、ふわっとしたカレー体系みたいなのが出来てくる。 なんども読んで、もっと輪郭をはっきりさせたい。2015/08/16