出版社内容情報
大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。
「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。
神獣・赤麒麟の一角麒は、山で蛟の子・翠鱗を拾い、新入りの霊獣として大切に育てる。
人界で人間に変化することを学ぶ折、翠鱗は光の輪に包まれた若き将軍・符堅に出会い、聖王の徴を見る。
翠鱗は天命を試さぬまま、偶然、符堅に再会し、そのまま彼の理想と聖王の器を守っていく決意を固める。〈書下ろし〉
内容説明
神獣・赤麒麟の一角麒は、山で蛟の翠鱗を拾い、新入りの霊獣として大切に育てる。人界で人間に変化することを学ぶ折、翠鱗は光の輪に包まれた〓(てい)族の少年・苻堅に出会い、聖王のしるしを見る。翠鱗は天命を受けぬまま、偶然、苻堅に再会し、そのまま彼の理想と聖王の器を守っていく決意を固める。
著者等紹介
篠原悠希[シノハラユウキ]
島根県松江市出身。神田外語学院卒業。2013年「天涯の果て 波涛の彼方をゆく翼」で第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞。同作を改題・改稿した『天涯の楽土』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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