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出版社内容情報
謎を抱えたまま逝ってしまった灰川十三の正体を掴むため、彼の生まれ故郷・北海道の蔵土を訪ねた、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音。そこはかつて、犬山修二という男によって凄惨な【三十三人殺し】が行われた地だという。生まれつき顔に瑕を持ち、やはり顔に瑕がある一人の少年以外は他人を寄せ付けなかった、犬山。彼が事件後に自決した山に残る、陰惨な辞世の句が刻まれた石碑。地元に残る、子を攫う「リッカの悪魔」の言い伝え。解決の糸口を見つけるどころか、より深く闇へ誘われる仁と花音……。そして、彼らは襲われた。明らかな殺意を向ける襲撃者の顔には……無数の深い瑕が!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
13
☆ 身寄りのない子供を育てていた灰川十三の家で13人の子供が殺された灰川邸事件。灰川は殺されてしまい、事件の真相は闇の中。その犯人らしき人物が明らかになる4巻。次から次へと怪しい人物が出てきて、先が読めない作品です。巻末の引きが強いのも相変わらずで、早く次の巻が読みたい。劇画タッチの絵柄と重厚で無駄のないストーリーに惹かれます。灰川の娘である花音と冴木刑事の公私混同寸前の微妙な距離が気になるところ。2022/10/22
尿酸値高杉晋作
3
続きが気になりますね2022/11/19
角
3
毎回絶妙なところで巻が終わる。ああ早く続きが読みたい。2022/10/22
もここ
1
犯人とされる灰川の息子が真犯人?と思いきや、それだけでもなさそう。大量殺人と同時期の贋作詐欺事件も謎だし、弟を捕まえたのも傷の男かと思ったら、1巻の初っ端に出てきた新米刑事とか、もう何が何だか!?先が気になる。2023/01/26
a-ha
0
★★☆☆☆2023/10/08