出版社内容情報
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100ページで教養をイッキ読み!
現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!
1:それは、どんな思想なのか(概論)
2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)
テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
「一気に読める教養新書」です!
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ショーペンハウアー
苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。
欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。
苦悩や葛藤から自由になる道を考え抜いた哲学者が導く「生きるヒント」とは。
叱咤激励、小気味よいアイロニー。
人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。
【本書の内容】
●幼少期に目撃した人間社会の「生の悲惨さ」
●世界は「にせもの」なのかもしれない
●欲望から自由になるための「意志の否定」
●<悪>から私たちを解放する「共苦」と「芸術」
●日本の若者たちに刺さった「青春の哲学」
●人付き合いは「仮面をつけた化かし合い」である
●欠点は隠すよりも見せたほうがよい
●「生まれてこなければよかった」反出生主義に対する「救済の道」
……ほか
内容説明
苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。苦悩や葛藤から自由になるための「生きるヒント」。叱咤激励、小気味よいアイロニー。人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。
目次
第1章 哲学者ショーペンハウアーの誕生―その生涯と旅路(「意志の否定」の哲学者;生涯と旅路)
第2章 悲惨な生と「意志の否定」―主著『意志と表象としての世界』における求道の哲学(世界はわたしの表象である;意志と表象としての世界;どうすれば欲望から自由になれるのか)
第3章 人生いかに生きるべきか―晩年の『余録と補遺』に見る処世の哲学(ショーペンハウアー哲学のもう一つの側面;ショーペンハウアーのアフォリズム;幸福とは何か)
第4章 ショーペンハウアー哲学のアクチュアリティ(明治日本におけるショーペンハウアー受容;ショーペンハウアーと反出生主義;「歴史的なもの」からの脱出)
著者等紹介
梅田孝太[ウメダコウタ]
1980年東京都生まれ。博士(哲学)、上智大学大学院哲学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、上智大学特任助教。専門は哲学・倫理学、クリティカルシンキング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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