北里柴三郎―日本近代医学を築いた肥後もっこす

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北里柴三郎―日本近代医学を築いた肥後もっこす

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065291122
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8023

出版社内容情報

医師にして漫画家である茨木保氏が、新紙幣の顔のひとり、北里柴三郎の生涯を描く。各章の冒頭や途中にショートストーリーの漫画(あの世から北里がやってきて現代の子どもたちに講義をする設定)をはさんだり、新発見の原理をイラストで説明したりしながら話を進めるというスタイルで、当時の医学界の状況や、難しい北里の研究内容を理解しやすく紹介。これまでにない、わかりやすく、しかも的を射た北里柴三郎伝の決定版。北里柴三郎は1853年、肥後(熊本県)の生まれ。熊本医学校、東京医学校(現・東大医学部)を経てドイツに留学。コレラ、結核、脚気という明治時代の国家的な健康問題に立ち向かい、今日まで続く日本の近代医学の基礎を築いた。医学の道に邁進する北里に、次々にふりかかった困難とは――。

第一章 柴三郎、立志す
 武士に憧れたガキ大将/恩師マンスフェルトの進言で医学の道へ/上京/演説クラブとバンカラ生活/シュルツ事件/乕との結婚/内務省入省/緒規に細菌学を学ぶ/細菌学の父 コッホ
第二章 ドイツ留学 世界のキタサトに
 ドイツ留学/コッホ研究室への入門/コッホの無茶ぶり/官命に背き、研究を続行/脚気細菌説の否定/破傷風菌の純粋
培養/破傷風トキシンの発見と、血清療法の開発/第一回ノーベル賞への貢献/皇帝ウィルヘルム二世の「オハヨー」/三人の留学生/大博士の称号とともに帰国
第三章 東大、文部省との闘い
 日本医学界との確執/伝染病研究所の創設/新研究所の建設/住民との戦い/結核専門病院の創設/ペスト菌発見/北里
菌とイェルサン菌
第四章 日本近代医学の父 最後までつらぬいた反骨
 伝研の繁栄と北里の弟子たち/牛乳事件/福沢諭吉の死/コッホ来日/奪われた伝研/北里研究所の設立慶應大学医学部の創
設と日本医師会の創設/晩年

<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>

内容説明

感染症に取り組み、近代医学の発展に大きな足跡を残した北里柴三郎。医師であり、漫画家でもある著者が、わかりやすい文章に加え、北里の研究や感染症医学の歴史をマンガとイラストで解説した、まったく新しい北里柴三郎伝!

著者等紹介

茨木保[イバラキタモツ]
1962年大阪府生まれ。医師(医学博士)、漫画家、イラストレーター。奈良県立医科大学卒業、同大学産婦人科医局に入局。その後、京都大学ウイルス研究所で発がん遺伝子の分子生物学的研究に携わる傍ら、1989年「週刊ヤングジャンプ」増刊号にSF短編「遠い手紙」を発表し、プロ漫画家としてデビュー。大和成和病院婦人科部長を経て、いばらきレディースクリニックを開業。医師として診療に携わりながら、漫画家、イラストレーターとしては、医学書、看護学書を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

8
献本御礼。児童書仕立てだけど、大人が読んでも大満足な内容。ちなみにキタザトでもキタサトでもどっちでもよい(笑)。医学者は真実にこそ忠実たれ。2022/11/02

siomin

0
児童書だし,漢字は総ルビだけど,大人が読んでも面白い。北里柴三郎の伝記だが,単に感染症の研究者としてだけでなく,文科省や東大との対立や政治力のはなしが充実しているので,大人はそこも興味深い(こども向け伝記だとそこのところの記述が弱い)。学閥でなく,真実を追求する姿勢,これ大事。2023/07/08

tban

0
総ルビだが、内容は厳格な評伝 構えが児童書なので気軽に読めるが、内容は厳密な 資料に基づく正確かつ裏話も取り上げた評伝になっています。 内容が高度なので中学生ぐらいが適当かと思いますが、 誰が読んでも得るところのある、濃い内容の評伝だと思います。2022/10/07

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