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出版社内容情報
山口 つばさ[ヤマグチ ツバサ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
32
どの短編もテイストが異なっているにも関わらず、ビロードのような性のエロティシズムで繋がっている。でも、いやらしいとは感じない。どの物語も、身近にあり得るような物語。人の心の機微を上手く上手く掬い上げて、晒していく。自分の心さえ、上手く操れるものではないのだと囁かれる。一歩油断すれば深みへはまっていく。読み直すたびに、感じ方が変わりそうな作品。表紙にもある短編「ヌードモデル」の裸像のモデルの姿勢はギリシャ彫刻のよう。2023/04/24
akihiko810/アカウント移行中
18
芸大受験漫画「ブルーピリオド」作者の短編集。「アフタヌーン」掲載作。7/10点 おもに表題作。仲間内の罰ゲームで、「夏目(美術部?の女子高生)とヤッてこいよ」ということになり、夏目のヌードモデルになる男子生徒ニコ。 画がなんというか独特の線で、「ブルーピリオド」より抜き身な感じで読む人を選ぶ。漫画雑誌「アックス」系の作品集。内容もどこか暗く刺さるような作風。2025/04/14
恋愛爆弾
16
こんなにページ数量に見合ったちょうどぴったりの面白い短編を描けるということは、ブルピリというあのいつまでも連鎖する苦悩の物語もまた、長編であることをベースに描かれているがゆえの地獄なのだろうか……?と思わず邪推するほど、「ヌードモデル」も「おんなのこ」も素晴らしい地獄。2022/08/26
なさぎ
9
山口つばさの初短編集。『ブルーピリオド』よりも抜き身な感じで、こちらはやや人を選ぶかもしれない。ただそれだけに、思想性はよく見えるというか。——帯にもあるけど「性」と「生きづらさ」が作者の関心の中核にあるのは『ブルーピリオド』読んだ時から分かっていて、その部分に関するセリフや展開への目配りは抜きん出ていたと思う。逆にそうした目配りゆえに(意図的に)抑制していた不条理さや攻撃性みたいなものが『ヌードモデル』ではノーリミットで、やはりそういう意味でも人は選ぶだろう。ただ、私はこちらはこちらで好きだ。2022/09/07
たけのこ
8
『ブルーピリオド』が大人気の山口つばさ先生の過去短編集。いいですねぇ。「神屋」が好きかな。いろんな意味で生っぽい話が3つ。生々しい話って描ける時期限られてるとわたしは思っているので、生々しい話大歓迎です。そのうち紙で買おう。2022/09/10
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