出版社内容情報
ねえ君、わたしは生きていく。このクソみたいで美しい世界を。
魂を揺るがす、少女たちのレジスタンス。
創作が芥川賞候補になったわたしは、意外な人物からの電話を受ける。17歳のとき入院した精神科で、患者たちのボスを気取っていた「安城さん」だ。8年ぶりに再会した彼女は、別人のように痩せこけ点滴に繋がれながらも、変わらず悪態をつき、わたしの封印した記憶を甦らせていく。精神病棟で出会った仲間たちとの日々、救えなかった親友、そして子供時代の傷―ー。長い沈黙を越えて、わたしは真実を語り始める。
デビュー作『ジニのパズル』で群像新人文学賞、織田作之助賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した注目の新鋭が、傷ついた魂の再生を描く圧倒的感動作。第33回三島由紀夫賞候補作。
内容説明
十七歳のとき入院した精神科で、患者のボスを気取っていた「安城さん」。八年ぶりに再会した彼女は、別人のように痩せこけていたが、変わらず悪態をつき、封印したわたしの記憶を甦らせる。救えなかった親友、子供時代の傷―。長い沈黙を超えて、わたしは真実を語り始める。傷ついた魂の再生を描く感動作。
著者等紹介
崔実[チェシル]
1985年生まれ。2016年『ジニのパズル』で第59回群像新人文学賞を受賞し、デビュー。同作は第155回芥川賞候補となり、第33回織田作之助賞および第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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