出版社内容情報
乃南 アサ[ノナミ アサ]
著・文・その他
内容説明
文明開化の横浜で、女学校に学び教会で洗礼を受けた鈴木カネ。兄の銃太郎は神学校の同窓である渡辺勝や伊豆の素封家の息子・依田勉三と「晩成社」を興し北海道開拓に挑む。卒業後、勝と結婚したカネは父と共に十勝オベリベリへ向かった。厳しい自然に戸惑いながら、先の見えない日々を希望を捨てず生きる女性の物語。
著者等紹介
乃南アサ[ノナミアサ]
1960年東京生まれ。’88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。’96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、’16年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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