出版社内容情報
大澤 真幸[オオサワ マサチ]
著・文・その他
内容説明
近代の延長線上に現れる大きな断絶と恐怖。その端緒は精神分析理論における「回転」にある。第一次世界大戦を経験した「ヨーロッパ」で、認識の構造/真理の見え方に深刻な変化が起きた。宗教としての資本主義が際限なき増殖と自己否定を繰り返すとき、精神と社会を変容させる異形のダイナミズムが出現する。
目次
資本主義とエディプス化
もうひとりのモーゼ
絶望としての信仰
永劫回帰の多義性
“しるし”が来た
権力への意志と死の恐怖
「気まぐれな預言者」と「決断する主権者」
ふたつの全体主義とその敵たち
もうひとりの「もうひとりのモーゼ」
ヨーロッパ公法の意図せざる効用
“ラッセルの逆説”と“ヘーゲルの具体的普遍”
大英帝国から
第三帝国へ
特殊と普遍の弁証法的関係
著者等紹介
大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING「O」』主宰。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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