カトリと眠れる石の街

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カトリと眠れる石の街

  • 東 曜太郎【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 講談社(2022/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065284360
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞作、待望の書籍化(佳作受賞作『カトリとまどろむ石の海』を改題)。
読みやすいのに読みごたえ十分! 冒険ファンタジー。

★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
街の中に蔓延する眠り病の原因が、自分が住んでいる旧市街の中にあるのではとリズに指摘されたカトリは、ふたりで眠り病の原因をつきとめに行く。
患者が発生するタイミングを調べ、街の歴史を紐解きながら、眠り病の原因を探しもとめるふたり。
そのうち、旧市街が隠している「大きな秘密」がわかってきて……。
対照的なふたりが謎を解きあかす、ミステリーファンタジー!

★第62回講談社児童文学新人賞佳作

★講談社児童文学新人賞、選考委員の如月かずさ氏、大絶賛!
「選考委員の立場も忘れて夢中で読みました! 硬派なのに驚くほど読みやすく、物語の世界にいっきにひきこまれます!」

★全国の書店員さんからのアツい推薦コメントもたくさん!
「対照的な女の子コンビが駆けぬけるゴシックファンタジー! 最高のおもしろさ、保証します!」――未来屋書店有松店 富田晴子
「冒頭からカトリの突きぬけた強さにしびれました!」――うさぎや矢板店 山田恵理子
「原因不明の“眠り病”を阻止するため、運命に流されまいとするふたりの姿は力強くもしなやか」――ジュンク堂書店藤沢店 鈴木沙織
「クライマックスには大人の私もドキドキハラハラ。ぜひシリーズ化していただきたいです!」――有隣堂町田モディ店 原田明美
「私たちの足元にも謎が埋まっているかもしれないと、この物語が教えてくれる」――あおい書店富士店 鈴木裕里
「挫折しながらもやり遂げていく姿が見えるようでした」――宮脇書店境港店 林雅子
「ドキドキをも連れてくるミステリーファンタジー。大人も夢中になる本でした」――夢屋書店ピアゴ幸田店 金澤成代
「すこしずつ謎が明らかになっていくその過程が本当におもしろかった!」――未来屋書店 ボンベルタ成田店 森川由香
「カトリとリズの、勇気と頭脳と行動力に乾杯!!」――文真堂書店ビバモール本庄店 山本智子

内容説明

19世紀後半のエディンバラを舞台に、少女ふたりが謎を解きあかすミステリー!「私さ、あのドクターの手帳を盗もうと考えているの」「手帳?ドクターの?なんで?」カトリは答えた。なんでそれをわたしに言うんだ、という質問も頭に浮かんでいたが、言葉が口の中で渋滞を起こして出てこなかった。「だ・か・ら、あの手帳に書かれている情報をもとに、この街で流行している眠り病の原因を探すの」第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞!

著者等紹介

東曜太郎[ヒガシヨウタロウ]
1992年生まれ。千葉県出身。一橋大学社会学部卒業。エディンバラ大学国際関係専攻博士課程修了。「カトリとまどろむ石の海」で第62回講談社児童文学新人賞佳作に入選。改題・改稿した本作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

80
翻訳書と見違えるほど、空気がそのまま1885年のエディンバラに思える。ロンドンのシャーロック・ホームズと同時代に、北の都市に誕生した二人の少女探偵。不思議な眠り病の原因を探ろうとする、カトリとリズ、それぞれの動機に切ないものがあるので、物語から目が離せなくなる。後半は読むスピードもついつい上がったが、ゆっくり読んだら、もっとディテールを楽しめたと思う。作者がよほど現地に詳しいのか、すみずみまで、本当にその時代に自分がいるように感じた。こんなに自然に感じられるようには、なかなか書けないだろう。よかった。2023/01/01

はる

70
19世紀のスコットランド、エディンバラ。金物屋の娘カトリと裕福な法律家の娘リズ。性格も階級も異なる二人が、街で流行る謎の病気「眠り病」の謎を追う。当時のエディンバラの雰囲気が濃厚に漂うストーリーは日本人離れしているし、読みやすくテンポのいい展開は新人とは思えない。カトリとリズ、そしてカトリの養母のエリーなど登場人物も魅力的。真相はあまり好みのものではなかったが、ハラハラする展開からの爽やかなエンディング。面白かった。これからが楽しみな作家さん。2023/01/09

がらくたどん

60
児童書ならではの親しみやすさでまさかの英国黒歴史体験♪舞台は19世紀エディンバラの旧市街。金物屋の養女カトリは養父の「眠り病」を心配しつつ今日も元気に職人仕事を手伝ったり学校に通ったり。偶然出会った同じく「眠り病」の父を持つ新市街のお嬢様リズに巻き込まれ、蔓延する病気の謎を探ることに。街を走り集めた情報は、かつてペストの流行で下層階級市民ごと封鎖された地下都市へと彼女達を導く。そこに謎の答えはあるのか?大事な家族は病気から快復できるのか?エディンバラ大学で学んだ作者のデビュー作は往年の英児童読物の香りだ♪2024/03/06

yutan2278

41
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。街の中に蔓延する眠り病の原因が、自分が住んでいる旧市街の中にあるのではとリズに指摘されたカトリは、ふたりで眠り病の原因をつきとめに行く。患者が発生するタイミングを調べ、街の歴史を紐解きながら、眠り病の原因を探しもとめるふたり。そのうち、旧市街が隠している「大きな秘密」がわかってきて……。 児童書なのでサクサクと読めました。そして面白い!たまには児童書もよいものです。2025/07/09

Nyah

41
カトリ[カトリアナ]は旧市街の金物屋の娘。リズ[エリザベス]は新市街のお嬢さま。この二人の少女が手を組む探偵団。舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。リズの父とカトリの養父もかかった眠り病。二人は街に蔓延する病の原因を調べ、医者の手帳を盗み読んだりして、原因が旧市街にある仮説をたて調査していく。お転婆どころではないやたら活発な二人の冒険と知的推理が面白い。カトリが【原因】を究明した後に協力してくれた博物館のハミルトン先生に報告に行き将来も見えてきて良い読後感でした。2025/01/22

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