出版社内容情報
マチバリ[マチバリ]
著・文・その他
奈院 ゆりえ[ナイン ユリエ]
イラスト
内容説明
「処刑は明日の正午だ。ここで、これまでの人生を悔いるといい」突然処刑を言い渡された私は気がついた。自分がドハマリしていた乙女ゲーム『ゲーテンベルグの白百合と黒薔薇』の悪役令嬢フェルリナになっていることに!そして処刑を宣告したのは最推しキャラのアルフリートだということに!さらに思い出す。自分が全スチルを回収できていないことに…!「私を裏庭に連れてって!!今なら告白スチルを生で回収できるから!!お願い!!どうせ死ぬならスチルを生で拝ませてよぉぉ!!」「裏庭にだけなら連れて行ってやる!わかったから少し黙れ!!」イベントスチルの回収に執念を燃やすフェルリナの熱意は、処刑回避に繋がるのか!?もう遅くない、まだ間に合う!?爆走ヒロインによるタイムアタックラブコメディ、スタート!
著者等紹介
マチバリ[マチバリ]
2021年に商業デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
3
作者読み。元気いっぱいの転生悪役令嬢もの。プラス、陰謀もの。死刑前日の時間がない中で、最初はコミカルに、そしてシリアスに。すれ違いがあった中で最後にはめでたしめでたしという。なんか良いですね。悪くない。2024/10/10
ありま
3
逆ハーレムルートを進んでいる、ゲームのヒロイン・リリベールが、実は転生者でフェルリナを陥れようとしているのでは?と思っていたけれど…実際は( )です。 フェルリナの勢いと、推し大好きっぷりに少し引いてしまう場面があったものの、そのおかげ(とアルフリートの優しさ)で『めでたしめでたし』になったんだと思う。ハッピーエンドで良かった。 とある場面の「いけるって、あと少し行けるって! 騎士だもん!!」には笑ったなぁ。2023/04/08
Hangyovin
2
KU。 レビューではなく個人的メモ。 色々かっとんだヒロインで今の自分読みたい感じではなかったため、3章途中まで読んで、6章まで飛ばしてから最後まで既読。 ラストを読みとうまくまとめられていたし、時期が違えば楽しめそう。 またKUになった時に再読するかも。2024/01/31
坂上佳枝
2
折角のカラーページのヒーローのイケメン台詞が誤植で日本語崩壊してるの残念過ぎる(ーー;)2024/01/15
レイン
2
読了後の気分が爽快だった。 最初転生オタクが暴走して丸く納めてしまうのかと思ったがそんなことは……全くないわけではないけれど、そのあまりの勢いの良さに大笑いしたり、きちんと謎解きがあり、ほろりと来るシーンもありで気がついたらぶっ続けで読み終わっていた。 「話し」が「離し」になってたり、本文中では「必ず俺が助けるから信じてくれ」だった台詞がカラーページで「助けてくれるから」と突然の他力本願になっていて、そもそもカラーページ文字改行位置不自然、など校正仕事しろみたいなところは山ほどあるが、すごく面白かった。2023/06/10
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