講談社文庫<br> 料理沖縄物語

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講談社文庫
料理沖縄物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065280058
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報



古波蔵 保好[コハグラ ホコウ]
著・文・その他

内容説明

沖縄・首里に生まれ、戦前戦後を通しジャーナリストとして活躍したのち、数々の名エッセイを遺した著者が語る郷里の味。らふてえ、てぃびち、じゅうしい、あんだぎい…四季折々の料理は労をいとわぬ女たちの丁寧な仕事でおいしく調えられてきたひと皿でもあり、本作には彼女たちへの賛辞がこめられている。

目次

律儀者の冬至雑炊
これは鬼を食う口
正月のなっと味噌
はんちんの吸い物
一生一度の芋料理
寒夜のるくじゅう
砂糖キビが熟して
酒飲みとぶうさあ
那覇女の名物饅頭
乙女心のお重料理
夏近しモモ売り娘
清明祭は墓前の宴
美し過ぎる魚の味
いとしきぽうぽう
ゆし豆腐って何?
折り目のごちそう
苦い瓜に人生の味
暑い日の芋葛揚げ
ようこそご先祖様
真黒いスミイカ汁
真白い落花生豆腐
豚あぶらに幸あり
美味なるらふてえ
古酒一献頂戴仕る
今は幻の五段料理
おめでたい揚げ物
豚飯菜飯婚礼の夜
黒砂糖で起死回生
七日ごとの涙料理
悲しい日の一汁膳
うらめしや文明殿
山羊を薬にする話
実だくさんの汁物
書き残しの品数点
あんだんすと望郷

著者等紹介

古波蔵保好[コハグラホコウ]
1910年(明治43年)3月23日、沖縄県那覇市首里出身。エッセイスト。東京外国語学校(現東京外大)印度部貿易科中退。’31年沖縄日日新聞社(のちの沖縄日報社)に入社、’38年大阪毎日新聞社那覇通信部に転職し、’40年に上京。東京日日新聞社(のちの毎日新聞社)川崎通信部を経て本社社会部の記者となり、’56年から同新聞論説委員としても健筆をふるった名文記者。’65年に定年退社後は、評論家、エッセイストとして活躍。『沖縄物語』で昭和56年度日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。文筆以外でも第1回MFUベストドレッサー賞を受賞するなど、幅広い分野で評価が高い。2001年(平成13年)8月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おいしゃん

30
大当たり本。知らない作家で、書店で中を見れない状態で恐る恐る買ったが、買って良かった。 たくさんの沖縄料理が、それぞれどのように生まれたのか、自身の思い出も交えつつまとめられているが、すぐ人に教えたくなる内容も多く、この本を携えて沖縄へ旅したので、食事の美味しさも倍加した。2022/07/07

かおりんご

20
なぜこの本を読みたかったのか、分からないけれど、面白く読みました。戦前や戦後間もない沖縄の食生活が垣間見られたのがよかったです。どれもおいしそうでした。食べたい!2023/03/19

あきあかね

18
 季節毎の沖縄の多様な料理にまつわる想い出も面白いが、著者の数奇な人生にも興味をひかれた。明治の終わり頃の沖縄で生まれた著者は、進学で上京し新聞記者になり、その後戦争により沖縄には帰れなくなる。戦後、米軍施政下にある沖縄へ行く物資運搬船に乗り込み密航取材をするも、それが判明し、十四年間にわたって米軍は著者が沖縄に立ち入ることを禁止した。禁止が解けて久方ぶりに郷里に戻った著者が、那覇の市場で月桃の葉でくるまれた「天妃の前饅頭」に出会う話は、変わり果てた街にあって、子どもの頃の記憶を一瞬で喚起する味の記憶の⇒2023/11/27

ごいんきょ

15
沖縄の食文化が多少わかってきました2022/08/31

hitotak

9
大正生まれの著者が1980年代に刊行した、戦前の沖縄料理と暮らしについての本が復刊されたもの。当時は殆ど知られていなかったであろう沖縄料理について、調理の過程や材料、成り立ちとともに、亜熱帯の気候や大陸との交易、豚の常食など本土とは異なる暮らしぶりだった戦前の沖縄が書かれている。現在私たちが知っているラフテーは、料理店を営んでいた著者の妹が改良した味が広まったもので、昔はもっと噛み応えのあるものだったとか、くすり代わりの山羊汁、女だけの節句に食べる重箱料理など、知らないことばかりで面白かった。2022/08/28

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