出版社内容情報
もえぎ 桃[モエギ モモ]
著・文・その他
久我山 ぼん[クガヤマ ボン]
著・文・その他
内容説明
久遠永遠は、訳あってお金持ち学校に入れられた、ケンカっ早い女の子。入学以来、ずっとぼっちだ。夏休みの登校日、永遠のクラスは突如、「特別授業」という名義で、地下のシアタールームに集められた。モニターに映しだされた、満面の笑みを浮かべたスマイルマークはこう言った:「やあみんな!トモダチゲーム、始まるよ!ぼっちは、まとめて削除だ!」小学中級から。
著者等紹介
もえき桃[モエキモモ]
青森県生まれ。千葉大学卒業。2020年、青い鳥文庫小説賞一般部門で金賞を受賞し、作家デビュー。趣味はミシンとカフェめぐり
久我山ぼん[クガヤマボン]
漫画家、イラストレーター。岐阜県出身。趣味は漫画を読むこと(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イカまりこ
10
夏休みの特別授業で学校に集められた中学生がトモダチゲームという生き残りゲームをさせられる話。この手の話って指令を出す黒幕が魔物とかファンタジーの存在のことが多い。でもこれは総理大臣なんよね。続編があるってことなのかな?このままずっと本の世界の総理大臣なのか、やっぱりファンタジー展開にするのか、そこがめちゃめちゃ気になる。なぜなら中学生の友達選びがえげつないから!こんなクソな子供嫌だわ~って楽しく読んだ。主人公だけ次のゲームに行くのか、このクラスで行くのか。金持ちの子、性格クズすぎw 総理の体罰ヤバいw2022/06/20
蜂賀三月
5
主人公がとても魅力的に作られている。登場人物はみな個性豊かだが、それでも主人公は負けていない。自分のなかに芯があるキャラクターで、最後まで好感をもてる。物語のテンポもよく、デスゲームものでありながらグロテスクな表現もない。ライバルキャラも面白い性格をしており、安心して楽しめる一冊。2023/02/03
きゅうくつ
4
テンポの良い展開で、さくさく読める。友だちとは…?と考えさせられるが、そんなに込み入った複雑な話は今のところなく、とてもわかりやすい。次巻も楽しみ。2022/09/22
おひさま家族
2
中1次男。進研ゼミ電子図書館。2022/08/07