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出版社内容情報
万有引力定数=G、光速=c、プランク定数=h……など、根源的な自然法則に現れる「物理定数」。
科学はいかにして「その値」にたどり着いたか?
万有引力の法則から相対性理論、量子力学まで、宇宙の成り立ちを説明する物理法則には、必ず「固有の値」=物理定数が登場する。
物理定数とは何か? なぜ、一定の値をとるのか?
その値はどう決まるのか? そして、本当に「一定不変」か?
宇宙の誕生と進化を司る「究極の値」のすべて──。
〈もくじ〉
第1部 物理定数とは何か──原子に刻まれたものさし
第2部 「時空」を支配する定数──時間、光速、万有引力
第3部 「ミクロの世界」を支配する定数──電気素量、プランク定数、ボルツマン定数
第4部 宇宙の進化と物理定数──果たして「一定不変」か?
内容説明
万有引力の法則から相対性理論、量子力学まで、宇宙の成り立ちを説明する物理法則には、必ず「固有の値」=物理定数が登場する。物理定数とは何か?なぜ、一定の値をとるのか?その値はどう決まるのか?そして、本当に「一定不変」か?宇宙の誕生と進化を司る「究極の値」のすべて―。
目次
第1部 物理定数とは何か―原子に刻まれたものさし(物理定数とは何か―根源的な法則に現れる「固有の値」;物質と定数―光が解き明かす極微の世界)
第2部 「時空」を支配する定数―時間、光速、万有引力(時間を刻む「原子の振り子」―「時間を測る」とはどういうことか;光速「c」―不変にして宇宙の「上限速度」;万有引力定数「G」―万物をつなぎとめる「糸」)
第3部 「ミクロの世界」を支配する定数―電気素量、プランク定数、ボルツマン定数(電気素量「e」―電気と力のキャッチボール;プランク定数「h」―量子力学の代名詞;ボルツマン定数「k」―熱とエネルギーの変換係数)
第4部 宇宙の進化と物理定数―果たして「一定不変」か?(物理定数を「決定する」とはどういうことか;物理定数は「不変」か;定義値の「その先」へ)
著者等紹介
臼田孝[ウスダタカシ]
1962年、長野県生まれ。国立研究開発法人産業技術総合研究所執行役員、計量標準総合センター長。1987年、東京工業大学総合理工学研究科修士課程修了。新日本製鐵株式会社(現・日本製鉄株式会社)を経て、1990年に通商産業省工業技術院計量研究所(現・産業技術総合研究所)入所。振動計測、光波干渉計などの研究に従事。ドイツ物理工学研究所(PTB)、フランス国立科学研究センター(CNRS)、国際度量衡局(BIPM)の各機関において招聘研究員。2012年より国際度量衡委員を務め、現在、同委員会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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