ブルーバックス<br> 宇宙を支配する「定数」―万有引力定数から光速、プランク定数まで

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ブルーバックス
宇宙を支配する「定数」―万有引力定数から光速、プランク定数まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065273296
  • NDC分類 420
  • Cコード C0242

出版社内容情報

万有引力定数=G、光速=c、プランク定数=h……など、根源的な自然法則に現れる「物理定数」。
科学はいかにして「その値」にたどり着いたか?

万有引力の法則から相対性理論、量子力学まで、宇宙の成り立ちを説明する物理法則には、必ず「固有の値」=物理定数が登場する。
物理定数とは何か? なぜ、一定の値をとるのか?
その値はどう決まるのか? そして、本当に「一定不変」か?
宇宙の誕生と進化を司る「究極の値」のすべて──。

〈もくじ〉
第1部 物理定数とは何か──原子に刻まれたものさし
第2部 「時空」を支配する定数──時間、光速、万有引力
第3部 「ミクロの世界」を支配する定数──電気素量、プランク定数、ボルツマン定数
第4部 宇宙の進化と物理定数──果たして「一定不変」か?

内容説明

万有引力の法則から相対性理論、量子力学まで、宇宙の成り立ちを説明する物理法則には、必ず「固有の値」=物理定数が登場する。物理定数とは何か?なぜ、一定の値をとるのか?その値はどう決まるのか?そして、本当に「一定不変」か?宇宙の誕生と進化を司る「究極の値」のすべて―。

目次

第1部 物理定数とは何か―原子に刻まれたものさし(物理定数とは何か―根源的な法則に現れる「固有の値」;物質と定数―光が解き明かす極微の世界)
第2部 「時空」を支配する定数―時間、光速、万有引力(時間を刻む「原子の振り子」―「時間を測る」とはどういうことか;光速「c」―不変にして宇宙の「上限速度」;万有引力定数「G」―万物をつなぎとめる「糸」)
第3部 「ミクロの世界」を支配する定数―電気素量、プランク定数、ボルツマン定数(電気素量「e」―電気と力のキャッチボール;プランク定数「h」―量子力学の代名詞;ボルツマン定数「k」―熱とエネルギーの変換係数)
第4部 宇宙の進化と物理定数―果たして「一定不変」か?(物理定数を「決定する」とはどういうことか;物理定数は「不変」か;定義値の「その先」へ)

著者等紹介

臼田孝[ウスダタカシ]
1962年、長野県生まれ。国立研究開発法人産業技術総合研究所執行役員、計量標準総合センター長。1987年、東京工業大学総合理工学研究科修士課程修了。新日本製鐵株式会社(現・日本製鉄株式会社)を経て、1990年に通商産業省工業技術院計量研究所(現・産業技術総合研究所)入所。振動計測、光波干渉計などの研究に従事。ドイツ物理工学研究所(PTB)、フランス国立科学研究センター(CNRS)、国際度量衡局(BIPM)の各機関において招聘研究員。2012年より国際度量衡委員を務め、現在、同委員会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

逆丸カツハ

35
自分で考えた哲学は単位と尺度を扱っているので、それに非常に関連のある話で、とても面白かった。定数、単位や尺度はそれと関連する他の複数の項同士を結びつけ、関係を紡ぐものだということがより深く理解できた。2024/08/18

まえぞう

21
(Kindle版で登録してしまったので、改めてこちらで登録します)同じ著者で最近改定された新しい単位の話を読みましたが、この本はそのベースになっている物理法則や定数の話です。産総研で単位の仕事の実務にあたられてきた経歴を踏まえて、どのように考えられてきたのかが良くわかる説明になっています。特に、定義を現示する際の困難が苦労の基だと実感しました。2022/03/04

tom

19
量子力学の入門書を読んでいる。どの本にも出てくるのが「光」。光の粒子には不思議な性質が多々。まずは秒速30万キロで走る。どうやって計測したのか?というのが最初の疑問。最初の本格的なレポートは1676年のもの。木星の衛星イオの観測から算出した。このときの方法、おお、なるほどと思う。光速以外にも万有引力定数、プランク定数、ボルツマン定数などの測定について説明がある。とてつもなく正確に測られている。もっともあいまいなのが「重力」、あまりにも弱い力すぎて測定が難しい。量子力学のサイドストーリーとしてのお勉強。2024/05/26

美東

11
真空中の光速c=299792458ms^(ー1)(定義値)、プランク定数h=6.62607015×10^(ー34)Js(定義値)、電気素量e=1.602176634×10^(ー19)C(定義値)、ボルツマン定数k=1.380649×10^(ー23)JK^(ー1)(定義値)、アボガドロ数NA=6.02214076×10^(23)mol^(ー1)(定義値)2022/09/23

yamasaki

5
光速やプランク定数などの物理定数の歴史がわかりやすく書かれている。定義値とか不確かさといった概念が勉強になった。定数がほんとは一定では無いんじゃないかって日々確認してるのは面白い。あと火星探査機の制御で一部ヤード・ポンド法で計算してたためにズレて事故った話は笑った。2022/11/28

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