モーニングKC<br> 望郷太郎 〈6〉

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モーニングKC
望郷太郎 〈6〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065269206
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

「日本人」のルーツと人の「暮らし」の原点をたどり、「文明」の「落としどころ」を探し求め、「世界」の「神話」を明らかにする。凍てつく中央アジアで死に場所を求める旅は、文明の根本をなす「経済」の源泉へ迫る旅となっていく――。『へうげもの』『仕掛暮らし』に続く山田芳裕の最新遠大野望作。週刊「モーニング」で年2回の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!


大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!!

猛獣エンリルとの壮絶な戦いでミトを失い、パルの帰郷に従うこととなった太郎。凍える大地で叔父一家は生きていた。招かれざる客でありながら、村の存亡をかけた「大祭り」に巻き込まれる。未知なる原始の習俗が太郎の運命をもてあそぶ!!

西の村や中の村よりも発展している東の村の奴隷となった太郎。農耕が行われ、人口も多いこの村で虚しく使役される男たち。復讐を誓う若き女奴隷頭、プリ。人でありたい。人になりたい。彼らを救いたい太郎は、やがて力の源泉に気づく!!

太郎とパルはバイカル湖南端へ到達。聖と俗が共存し、楽園かと思われたヤープト村も、東の村同様、事実上の宗主国マリョウの苛政に苦しんでいた。人々の暮らしを救うため、太郎は「税」と「土地」で闘いを仕掛ける!!

ヤープト村自立のため、土地を買収し、独自の貨幣「マー」発行を企む太郎。その試みを潰すべく、マリョウの兵団長は太郎に全面協力する村長を脅し、屈服させた。そして拉致される太郎。同時多発的に苛烈な暴力がふるわれる!!

祭司の息子にして兄殺し。まつろわぬ集団「祭組」の長。そしてこの五百年後の世界で、西の果てを見てきた男――。旅の仲間にハッタが加わった。目指すは地域の覇権国家、マリョウ。大国を動かす原理の中枢に、三人はそれぞれのやり方で迫る!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

26
「「金」というものは……マーは………油断すると瞬く間に価値を上げ増える そして気付いたら……人の方がマーの奴隷になっている」資本主義経済に疲弊した太郎の、あえて貨幣の概念を用い、村を、いや、歴史をやり直そうとする壮大な試み。ところが、マリョウの地の売春宿でマーを要求する主人の言動に対し、「何でもマーの方が……俺はやりやすい 俺が昔暮らしてた所に近いからな」と本音が溢れる。敵は初期化された世界ではなく、大寒波以前の世界でもなく、己自身なのかもしれない。2022/04/12

ミエル

16
ヤープト独自の通過が定着、パルとトゥルンは夫婦で村を治める。通過が浸透すると、程良い需要と供給が生まれる。国というコミュニティの誕生と成長の流れや経済観念も、経験者の太郎がいればそうそう大きな間違いは起きない。村人に教えを説く太郎のおかげで読み手の私も学びが多い稀有な作品。でも太郎とパルは旅立つ。そろそろパルの妹探しも再始動、もしかして!?やっぱり?な再会で次巻が楽しみ。2022/03/17

とんかつラバー

12
トゥルンとパルの結末は登場時から想像がついたが、それにしてもこの人の描く女性キャラは強烈すぎる。金の価値は物よりちょっと下くらいでいいという太郎の考えでヤープトマーも安定し、ゴルフや温泉を楽しんだりして村の生活も上々。しかしやはりマリョウの国へ向かう事に。パルは相変わらずであるが、メガテンだとバリバリのCHAOSだな。巻末の「ポトラッチ」のコラムがすごく面白い!2023/01/19

もだんたいむす

6
また太郎たちが動き出しのは嬉しいことだが、最後の展開が「マジで?」になる。2022/03/02

北白川にゃんこ

4
おいヤーパンどうなってんだ2022/06/04

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