講談社現代新書<br> 神社とは何か

個数:
電子版価格
¥731
  • 電子版あり

講談社現代新書
神社とは何か

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月24日 01時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065267288
  • NDC分類 175.9
  • Cコード C0214

出版社内容情報

神社には、なぜ鳥居があるのか。神社の本殿は、なぜあのような形をしているのか。神社のルーツは何か。どのようにして今の形になったのか──伊勢神宮、出雲大社、あるいは沖ノ島、熊野三山、三輪山の磐座祭祀といった代表的な神社とその信仰のかたちを分析するとともに、日本各地に今も残る古い信仰のかたちの中に神社のルーツを探る。神社についてのすべてがわかる決定版。

内容説明

神社がわかれば日本がわかる。

目次

第1章 神社と宮と社
第2章 沖ノ島と三輪山の磐座祭祀
第3章 伊勢神宮と出雲大社
第4章 磐座祭祀の伝承―山上の磐座と山の神社・水源と神社
第5章 禁足地祭祀の伝承―大神神社・石上神宮・諏訪大社
第6章 神社と本殿建築の変遷―住吉造・春日造・流造・入母屋造
第7章 山の世界と熊野三山―大斎原・神倉山・那智滝
第8章 厳島神社とその歴史―乱世と災害を乗り越えてきた神社
第9章 原初を伝える杜の神
第10章 神社と鳥居―鳥居とは何か

著者等紹介

新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授などを歴任。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授、國學院大學大学院客員教授。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Defricheur

15
狭い意味での「神道」を論じているのではなく、神社という建築物から、日本人の精神・社会の構造や歴史を読み解いていく。ひとくちに「神社」といっても多種多様な存在形態がある一方で、様々な角度から分析を加えていくと、古来から日本人が通有する精神構造を反映したものであることが明らかになっていく。2022/03/06

みみりん

9
興味のあるところだけの部分読みだったが最近寺社巡りが多かったので興味深い内容だった。誰をお祀りしているかの説明はそれぞれの場所にあるけれどそもそも神社が何故造られるようになったのか。やはり死や災害等への恐怖が元にあるのですね。2022/12/01

かわかみ

7
「伊勢神宮と出雲大社」に続いて読んだが、なるほどね、と思ったのは神社の始原として磐座祭祀と禁足地祭祀があって、前者の方が古いという指摘と、ニソの杜が新嘗祭(贄の忌み)の始原だという指摘くらいか。この著者はクセが強い。箸墓を当然のように卑弥呼の墓だと述べたり、神仏習合は叡山発祥の本地垂迹思想から始まったと述べたり、北条泰時は同族の平清盛を顕彰するために厳島神社の再建を図ったと述べたり…。証明できない命題に大胆な仮説を構想するのが民俗学の面白い点だが、風呂敷は風呂敷と明示しないと学問の信用が落ちよう。2025/04/22

イツシノコヲリ

5
民俗伝承学を専門とする著者が神社の成り立ちや変遷について明らかにしている。筆者が他の書籍で扱っている沖ノ島・伊勢神宮・出雲大社・ニソ社などの他に、熊野三山と厳島神社が新たに加わっている。最終章には鳥居の起源について書かれていて、鳥が物をついばむことを期待している習俗だという。全体的に読みやすく、神社の成り立ちについての入門書としては最適だと思う。まあ厳島神社五重塔については過大評価しすぎで、足利義満創建については考えられなくはないけど、根拠が乏しいかな。2022/12/15

乱読家 護る会支持!

5
神社とは? ⚫︎自然界の生命力を神として信仰し、迎え、祭る場である。 ⚫︎天つ神(稲の王である天皇を祭っている神)と国つ神(土着の首長を祭っている神)に分かれる。 ⚫︎磐座祭祀と水源祭祀は、現在まで伝承されているの基本的な信仰のかたちのひとつ。 ⚫︎三輪山や沖ノ島など、磐座祭祀から禁足地祭祀へと変化していっあ。禁足地祭祀は伊勢神宮の遷都などで現在まで続いている。 ⚫︎本殿は、伊勢神宮や春日社のような「非住居型・祭員非参入型」と、出雲大社など多くの神社で取り入れられている「住居型・祭員参入型」に分けられる。2022/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19074318
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品