出版社内容情報
伝説的女武将・鶴姫は、巫女であり総司令官であった。村上水軍を率いて西国最強の水軍を迎え撃つ──数奇な運命を描く長編歴史小説!
1541年6月、西の大国・大内氏の水軍が大三島(おおみしま)に大挙襲来する。迎え撃つ三島(さんとう)村上水軍の奇襲作戦は失敗し、総司令官である陣代の大祝(おおほうり)安房が戦死。実はそれは、安房の若き軍師・越智(おち)安成による大祝家への復讐の始まりだった。大祝鶴姫は平和な今治で巫女として神事に専念していたが、最愛の兄・安房戦死の報に接し、「大内を打倒し仇を討つまでは女を捨て、男として生きる」と宣言する。陣代となった鶴姫は安成と激しく衝突しながらもその献策を採用。鶴姫の天賦の軍才と安成の奇策によって勝利を収める。安成はなおも鶴姫謀殺と三島水軍の壊滅を企むが、鶴姫から危地に陥った己の命を逆に救われるのだった……。
内容説明
天文十年(一五四一年)、西の大国・大内氏の水軍が大三島に襲来する。迎え撃った三島村上水軍は総司令官である陣代の大祝安房が戦死。兄を失った妹・鶴姫は巫女の身分を捨て、仇を討つために陣代を継ぐ。だがそれは安房の軍師・越智安成による大祝家への復讐の始まりだった…。戦国の悲恋を描く長編歴史小説。
著者等紹介
赤〓諒[アカガミリョウ]
1972年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞し作家デビュー。同作品は「新人離れしたデビュー作」として大いに話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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