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内容説明
ルールは「文字数を10文字ぴったりに収めること」だけ。11万作の応募から選びに選び抜いた傑作中の傑作集。空前絶後の第3弾。
目次
一日中形を変えない雲
二個だけ心臓が余った
三時を報せる金切り声
四階だけ住んでる団地
五人ずつ亡くなる家系
六体目は生きた状態で
七輪の用途は聞かない
八歳以降は私じゃない
九死犠牲に一生を得る
十文字目を書いたら
著者等紹介
氏田雄介[ウジタユウスケ]
1989年、愛知県生まれ。企画作家。株式会社考え中代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
37
相変わらず、たった10文字で、ここまで想像を膨らむ文章を作れることに感服する。これからもシリーズとして続いて欲しい。2022/03/02
りお
23
たった10文字でここまでゾワゾワさせる事が出来るのがすごい。解説も何も無く10文字で完結なので読み手側の想像力も試される。2022/04/10
すけまる
22
あなたの想像力が試される第三弾。これが最終巻らしい。「狼「よく噛みました」」それじゃ子ヤギ(又はおばあちゃん)が助からないよ!「月に隠れる飛行機の姿」なるほどなぁ~と思た。「人間味が溢れたスープ」これは言葉遊びが効いてて面白いと思った。ラストはなかなか趣向が効いててよかった。2022/03/03
半熟タマゴ
10
10文字ホラー完結巻。目次を見た瞬間に拘りを感じました。今回はそう来るんですね。10文字という制限の中でセンスが光る作品がたくさんありました。残念ながら採用はされませんでしたが企画に参加することができてよかったです。2021/11/28
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
7
長いようで短かった、10文字で語られる怖い話たちもついにこれで最後。想像しただけで恐ろしいそんな話達と別れるのは寂しいですね。 それとも、自分の想像力に苛まれる必要がなくなったので、ほっと一安心でしょうか? *** 1巻、2巻と読んでついに最終巻の3巻目。膨大な応募数の中から選ばれた10文字達をお目にかかれるのもこれが最後である。相変わらず、10文字であるのに不気味で、気持ちが悪くて、怖い話達ばかりだ。 章ごとに同じ雰囲気のテーマでくくられているため、2022/05/22
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