出版社内容情報
累計130万部突破!
勝負の4カ月連続刊行決定!
大人気時代小説シリーズ、ますます絶好調!
内容説明
ついに信平と仇敵・銭才対面す―!江戸幕府転覆を企図する銭才の狙いが朝廷にあることを見定めた一行。信平は陰陽師の光音に、先帝の血を引く薫子の居場所を探るように命じる。一方、敵方の将・肥前の隠した意図も絡み合い、両雄の相まみえるときは、今!実在の傑人を描く傑作時代小説!
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。2010年に時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
63
公家武者、鷹司松平信平の活躍の物語です。息を呑むような剣戟が……見ているだけで背筋が寒くなります。此度は、剣戟シーンが多く、爽快ですが、少し多すぎると思うほどです。信平の息子・信政も大きくなり、帝の信頼を得て逞しくなってきました。都での下御門実光の騒動は、まだ続きます。次回はどのような展開になるか楽しみです。シリーズ11作目。2021.10発行。字の大きさは…中。2023.03.01~04.読了。★★★☆☆→2023/03/04
むつこ
21
主人公・信平も京都にやってくるシリーズ11作目。まじめな息子・信政の青さがかわいらしく(良い意味で)ハラハラさせる。敵役・銭才たちの名前が読みづらいと思ったらかの国の人たちの設定だったのね。。。陰陽師や祈祷師の呪詛を使った攻防などてんこ盛り、今回も解決しないで次作におあずけ。どこまでスケールが大きくなるの?!2022/07/31
Totchang
7
「結界」はある種の設定された空間領域を言うようだ。本書では「特殊なエネルギーを保持した神秘空間としての界」として扱われている。 ここまでなんとか目を通してきたが、もうこのシリーズはここまでにしようと思う。2022/09/20
藤井努
0
やっと銭才との戦いが終わるのかと思いきや、まだまだ続く、何か読んでいて心が虚しくなってきました。2021/11/07