ミチクサ先生〈上〉

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ミチクサ先生〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065257227
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ミチクサが多いほうが、人生は面白い!

てっぺんには裏から登ったって、足を滑らせたっていい。あちこちぶつかったほうが道は拓ける。

夏目家の「恥かきっ子」金之助は生まれてすぐに里子に出されたり、年老いた父親にガラクタ扱いされながらも、道楽者の祖父の影響で子供ながらに寄席や芝居小屋に入り浸る。学校では異例の飛び級で頭角をあらわし、心のおもむくままにミチクサをして学校を転々とするように。その才能に気付いた兄に英語を仕込まれ、東京大学予備門に一番で合格した金之助は、そこで生涯の友となる正岡子規と運命の出逢いを果たす――。

伊集院静がずっと共鳴し、いつか書きたかった夏目“漱石”金之助の青春

「日経新聞」大人気連載、待望の書籍化!

内容説明

伊集院静がずっと共鳴し、いつか書きたかった夏目“漱石”金之助の青春。夏目家の「恥かきっ子」金之助は生まれてすぐに里子に出されたり、年老いた父親にガラクタ扱いされながらも、道楽者の祖父の影響で子供ながらに寄席や芝居小屋に入り浸る。学校では異例の飛び級で頭角をあらわし、心のおもむくままにミチクサをして学校を転々とするように。その才能に気付いた兄に英語を仕込まれ、東京大学予備門に一番で合格した金之助は、そこで生涯の友となる正岡子規と運命の出逢いを果たす―。

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。’72年立教大学文学部卒業。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で第107回直木賞、’94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。’16年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

203
伊集院 静は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』に続く第二弾、上巻は夏目金之助の青春譚でした。続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003496252021/12/06

とん大西

125
いやぁ、楽しい、面白い!誰もが知る夏目漱石。だけど案外教科書でしか知らない漱石。偉大な文人といっても、それは後のこと。熱病のように恋に悩み、純粋に学問に傾倒し、親身に友を思う等身大の漱石に親近感がわいてきます。頭抜けた秀才。それ以上に朴訥ながらユーモアがあって空を飛ぶような自由な発想力。なんとも彼の生き方の源泉のようです。鏡子との新婚生活もほのぼのとして良さげ。何より親友畏友である正岡子規との交わりが微笑ましく、少しほろ苦くて沁みてきます。上巻では、まだまだ一教師の漱石。筆をとりだす下巻が楽しみです。2022/02/27

bura

84
夏目漱石の評伝小説。夏目金之助、この明治の文豪は慶応3年、東京牛込に夏目家の「恥かきっ子」として母の溜息と共に生まれる。物語は正岡子規との友情を中心に一高、帝大と進んでいき、松山や熊本で英語教師を経て妻、鏡子を娶る。一方、子規は従軍記者となり日清戦争からの帰路、喀血し病に臥せる。まるで「坊っちゃん」の様な伸びやかな会話が楽しい。二人の生き様を明治の小説家や俳人達が彩る。幼い頃から色々と寄り道を重ねた金之助を作者は「ミチクサ先生」と名付けたのだ。小気味よく続く物語を読みながら明治を旅する様に下巻へと向かう。2022/09/07

鱒子

84
友人本 夏目漱石の生涯を伊集院さんが小説化。寺田寅彦ファンの友人に借りました。序盤は急に話が飛んだりするし、バンバン出てくるビッグネームにおおっとなったり、なかなか読書に集中するのが難しかったです。上巻は出生〜熊本第五高赴任中に実父が亡くなり東京へ一時帰郷。下巻へgo!2022/06/13

夜長月🌙新潮部

68
夏目漱石の伝記のようですが、漱石一点張りではなく広く交友関係から深掘りしています。タイトルの「ミチクサ」は漱石が人生の中でいろいろと道草していた。決してまっすぐ作家になった訳ではない事がよくわかります。もし、諭してくれる友人がいなければ建築科に進んでいたとは驚きでした。下巻へ。2023/04/28

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