講談社学術文庫<br> 言語的思考へ―脱構築と現象学

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講談社学術文庫
言語的思考へ―脱構築と現象学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065250600
  • NDC分類 801.01
  • Cコード C0110

出版社内容情報

20世紀的思考を乗り越え、21世紀哲学の開幕を告げた、画期の書。
デリダやウィトゲンシュタインによってかえって「謎」と化してしまった言語の本質を、現象学的方法によって取り戻す著者オリジナルの試み。
「原理」を提示し、認識の「普遍洞察性」(共通了解の普遍性)に近づいていくという哲学的思考のエッセンスは、こうして再興される!

 * * *

[目次]
1章 現代の反形而上学――『声と現象』のマニフェスト
 (ヨーロッパ思想の自己克服/脱構築的マニフェスト/根源概念の禁止/エクリチュールと主体の死)
2章 デリダ的脱構築と懐疑論
 (「純粋自我」の逆説/懐疑論の本質/差延と超越性)
3章 「現象学的」言語理論について
 (形而上学の解体/言語ゲーム/「言語」の現象学/ハイデガーの言語意味論)
4章 エクリチュールと「作者の死」
 (言語の信憑構造/言語の「意味」とは何か/エクリチュールの構造/文学テクストの本質)
5章 一般言語表象
 (一般言語表象と言語の多義性/指示理論について)
6章 「意味」の現象学
 (「意味」の存在論/「発語」の現象学/規則のパラドクス)
7章 「正義」のパラドクスと「否定神学」
 (否定神学/正義のパラドクス/倫理の現象学)
終章 現代的「超越項」
 (「語りえないもの」の複数性/現代的「超越項」について)
あとがき
学術文庫版へのあとがき

内容説明

デリダやヴィトゲンシュタインらの思索によってかえって「謎」と化してしまった言語の本質を現象学的方法によって解明。「原理」を提示し、人間的・社会的課題に向き合うことでもって認識の「普遍洞察性」に近づいていくという哲学的思考のエッセンスは、こうして再興される。二十世紀的思考の限界を乗り越え、二十一世紀哲学の開幕を告げた画期の書。

目次

第1章 現代の反形而上学―『声と現象』のマニフェスト
第2章 デリダ的脱構築と懐疑論
第3章 「現象学的」言語理論について
第4章 エクリチュールと「作家の死」
第5章 一般言語表象
第6章 「意味」の現象学
第7章 「正義」のパラドクスと「否定神学」
終章 現代的「超越項」

著者等紹介

竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、大学院大学至善館教授、早稲田大学名誉教授。哲学者、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。