講談社文庫<br> 鬼火〈上〉

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

講談社文庫
鬼火〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月14日 13時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065239582
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ハリー・ボッシュが新人の殺人事件担当刑事だったころ、パートナーを組んで、殺人事件に関する取り組み方を一から教えてくれた恩師にあたるジョン・ジャック・トンプスン元刑事が亡くなり、ボッシュが葬儀に参列したところ、未亡人から夫が自宅に残していた一冊の殺人事件調書を託される。二十年まえに(2000年1月)ロス市警を引退したトンプスンは、その調書を市警から盗んで、自宅に保管していたらしい。
 その事件とは、1990年に起こった元服役囚で麻薬中毒者の白人男性ジョン・ヒルトン(24歳)がハリウッドの路地で後頭部を撃たれて亡くなった未解決事件だった。
 恩師の執着していた未解決事件を解決すべく、ボッシュはバラードに協力を求める。
 また、ボッシュは、ミッキー・ハラーが担当しているモンゴメリー上級裁判事暗殺事件裁判に被告側調査員として協力もしていた。モンゴメリーは日中に裁判所近くの公園で刺殺され、現場に残されたDNAが一致したことでジェフリー・ハースタットが逮捕され、裁判にかけられていた。ハーシュタットは自供もしており、有罪必至の状況だった。
 一方、バラードは、ホームレス男性の焼死事件の現場に出向いていた。テントに暮らしていたエディことエディスン・バンクス・ジュニアが、大量のアルコールを摂取して寝ているうちに、うっかり石油ヒーターを倒して、その火が全身に移り、焼死した模様だった。事故死とみて、バラードはロス市消防署に処理を任せた。
 これら三つの事件(「元服役囚殺害事件」「裁判所判事暗殺事件」「ホームレス焼死事件」)が複雑に重なり合い、終盤の怒濤の展開は近年屈指の作品に仕上がった。

内容説明

ボッシュの新人刑事時代、パートナーを組んだ恩師にあたる元刑事が亡くなった。葬儀に参加したボッシュは未亡人から夫が自宅に残していた一冊の殺人事件調書を託される。二十年前にロス市警を引退した恩師の執着していた未解決殺人事件を解決すべく、凄腕女性刑事バラードに協力を求め、捜査を進めていく。

著者等紹介

コナリー,マイクル[コナリー,マイクル] [Connelly,Michael]
1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼の手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している。著書多数

古沢嘉通[フルサワヨシミチ]
1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。コナリー邦訳作品の大半を翻訳しているほか、翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

136
もはやボッシュ&バラードシリーズとなったシリーズ2作目ではミッキー・ハラーも絡むことから、正しくはボッシュ、ハラー&バラードシリーズ1作目となるか。今回3つの事件が語られるがボッシュ、ハラー、バラードそれぞれの事件であり、様々な特色があるのが面白い。また本書ではボッシュとバラード2人の特色が色濃く表れるようになった。ボッシュの前からは人は去りゆくが、バラードの周りには人が集まるのだ。この対照的な光と影の、陰と陽の2人の刑事の対比がまた読みどころだが、せめて彼女はボッシュの許を去らないでいてほしいものだ。2022/07/21

ケイ

115
ボッシュとバラードと交互に、犯罪も火事に昔の事にハラー絡みまで。どれがどうなるのだか。ボッシュ1人でもいいんだけどな2021/12/02

パトラッシュ

112
コナリー作品の水戸黄門化とは言い過ぎか。ボッシュとバラードが個別の事件を調べる中で、情報交換や捜査協力により意外な部分でつながって大きな陰謀が明らかになる黄金のパターン。わかってはいるが相変わらずストーリー展開の鮮やかさと語り口の巧さは名人級だし、ボッシュが老いと病に苦しみつつも刑事の仕事に執念を燃やす姿は見捨てられない。今回ボッシュは杖を突きながら恩師が気にかけていた古い未解決事件に挑み、バラードはホームレス焼死事件の不審点に気付く。純血種刑事の師弟コンビは決してあきらめず事件に食らいつくのだ。(続く)2021/08/17

のぶ

96
まだ上巻を読む限りだが、ボッシュとバラードの共演は三作目らしく、加えてミッキー・ハラ―も登場する豪華版。ハリー・ボッシュは現役引退し、痛めた膝の人工関節置換術後であり、杖を突いて登場する。だが、相変わらず事件に首を突っ込まずにはいられず、バラードに声をかける。また、ボッシュは、ハラーが担当しているモンゴメリー上級裁判事暗殺事件裁判に被告側調査員として協力もしていた。コナリーの作品にしては、プロットがやや複雑で、混乱する事もあったが、下巻でどんな展開が待っているか楽しみだ。全体の感想は下巻で。2021/08/19

81
ボッシュとバラードの競演。事件解決の為ゴリゴリに行くのがアメリカっぽくて面白い。危険と隣合わせなスリリングさもいい感じ2022/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18100449
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品