目次
1 みどりの国
2 人のいとなみ
3 祈りとやすらぎ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かな
1
観光地や物珍しいものを切り取ったという風ではなく、普遍的な日常を切り取った写真集。 1枚1枚の写真に添えられた解説に筆者の思い出や、そのときに誰かとした何気ない会話、その人が描いてくれたちょっとしたメモなんかが添えられている。それを見ていると、ありふれているからこそ1つ1つがきらきらと美しい、誰かの記憶の断片を垣間見たような気がしてくる。 温かい1冊だった。2021/12/22
kaz
1
アイルランドの風景の写真集と言えば写真集なのだが、ごく日常の生活を切り取ったもので、それ以上でもそれ以下でもない。図書館の内容紹介は『教会の庭に三脚を置き忘れて途方に暮れたこと、静かな夕刻に数名で過ごした食卓の思い出…。約15年にわたり、数回アイルランドを訪れた著者が、安らかに時を過ごす人々の、日常の生活を写真とともに紹介する。英訳文も併記』。 2021/04/22