水まきジイサンと図書館の王女さま

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

水まきジイサンと図書館の王女さま

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月01日 17時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784036355303
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』(文春文庫)で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』(東京創元社)など続篇を刊行中。本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。「水まきジイサン」「図書館で消えたしおり」「猫事件」「耳の聞こえないおばあさん」などのストーリーが、ミステリーの要素も加わり、少しずつリンクしていく。美和は義父から習った手話が使える。発達障害や場面かん黙症という特性をもつ英知も、人前で話すことができないが手話を習得していて、二人の会話は手話である。オリジナリティあふれる物語。謎は解けるのか! 巻末に手話の説明付き。

内容説明

毎朝、土しかない花だんに水をまくおじいさん、図書館で、たいせつなしおりをなくした女の人、あちこちに現れた、食べたものをもどすネコたち…小さな謎が積みかさなるなか、ある日、美和と英知は耳の聞こえないおばあさんに出会う。わけあって手話で会話する美和と英知、異色のストーリー!小学校高学年から。

著者等紹介

丸山正樹[マルヤママサキ]
1961年、東京都に生まれる。早稲田大学卒業。シナリオライターとして活躍の後、松本清張賞に応募した『デフ・ヴォイス』(文藝春秋)で、作家デビュー

高杉千明[タカスギチアキ]
長崎県に生まれる。福岡教育大学卒業、実践装画塾、坂川栄治の装画塾などを経て、イラストレーターとして活躍中。年齢、性別問わず、人物を描くことが得意。多くの装画、挿絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

276
デフ·ヴォイスシリーズのスピンオフ。小学4年生の美和ちゃん(主人公の手話通訳士アラチャンの再婚相手の娘さん)と場面かん黙症の英知くんが大活躍。ゲロ吐き猫さんと、図書館本の栞探しなどの事件解決に叡智を結集します。児童書にはなってますけど、その美しく和やかな世界に、大人もしっかり感動できる良書です。2022/10/02

いつでも母さん

177
この装画のイメージで皆さんはもうお分かりですね。そうです。『デフ・ヴォイス』シリーズのスピンオフ作品。美和ちゃんと英知君が主役で児童書の扱いのようですが、なんの!大人が読んでも面白く、何故か「ホームに帰った」気持になってしまう。子供たちは成長する。この二人だけじゃない「みんなみんな優しい大人になってね。」って願ってしまう私だった。2022/08/02

昼寝ねこ

164
『デフ・ヴォイス』シリーズの児童書。小学生の美和の視点で進み、新井家の家族や英知くんが出てくる。美和の周囲で起きる小さな謎を英知くんが解明していく。聾者の問題も扱うが児童書なのであまりハードな描写にはならない。物語は面白いのだがデフ・ヴォイスの世界を無理に児童書化した部分も感じた。私はデフ・ヴォイスシリーズを読んでいるから面白かったが、初めてこの本を読む小学生が聾者の世界観を把みきれるだろうか?児童書は独立した立派な文学なのだから児童向けの翻案ではなく、一から児童書としての物語を紡いでほしいと思った。2024/06/08

けんとまん1007

129
少しのこころくばり。少しの勇気。大きな違いになることも多い。遠い記憶、忘れられないこっと、忘れたくないこと・・人は、そんなことをたくさん持っている。自分だけではないということに、どれだけ気づけるか。2022/09/27

mint☆

128
デフ·ヴォイスシリーズのスピンオフ作品。日常生活で起きた事件を小学4年生の美和ちゃん目線で友だちの英知くんと一緒に解決していきます。児童書だけど大人が読んでも面白い。巻末にイラスト付きの手話が載っていてわかりやすく、家族で一緒にやってみました。2022/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19725445
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品