出版社内容情報
真梨幸子が放つネコミス登場!
人を魅了してやまない猫たちに惑わされた愚かな人間の行く末、そして猫たちのその後--。
第一話 まりも日記
第二話 行旅死亡人~ラストインタビュー~
第三話 モーニング・ルーティン
第四話 ある作家の備忘録
第五話 赤坂に死す
最終話
小説現代、メフィストに掲載された短編に書下ろしを加え、大幅改稿した著者懇親の猫×イヤミスの傑作登場!
内容説明
小説家としてデビューして4年。デビュー時こそもてはやされたが、今や確定申告の時に税務署の人にまで、生活できるのか心配されるほどの収入しかない。ある日、散歩がてら立ち寄ったデパートの屋上でできていた人だかりに、引き寄せられる。その日が、人生の変わり目となることも知らずに―。「猫」に人生を惑わされた人々の顛末はいかに!?
著者等紹介
真梨幸子[マリユキコ]
1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科(現・多摩美術大学映像演劇学科)卒業。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
308
真梨 幸子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。単純な猫(まりも)日記かと思いきや、著者らしいネコミス(人生×猫生)だにゃあ(=^・・^=) ペットも、本のデアゴスティーニのように、年間の飼育費用(餌代、医療費、トリミング等)および生涯費用を記載すべきではないでしょうか? https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003524032021/07/07
ちょろこ
155
ゆるっと楽しめる一冊。最初からちょっぴり深刻さも添えられながらも笑いと微笑ましさいっぱいで、虚実惑わされる部分も含めて楽しめた。ペットと勝手に一人で会話とかはまるで自分を見ているかのようで、あるあるだよなぁと笑ってしまった。まりもさん、性格も含めて可愛かったな。多分、"虚"じゃないであろう猫ちゃん達のストレートな気持ちも爽快かつ微笑ましい。人生、山あり谷あり、猫ちゃんもやっぱり猫ちゃんなりにいろいろあるのね。それこそ猫ちゃんと一緒にダラんとしながら読んだら顔も心もゆるゆるしちゃいそう。2021/08/24
タイ子
132
笑ったわ~。虚実入り混じったフィクション小説らしいが怖いやら、可笑しいやら、汚いやら(笑)…。そうなんだ、これが人生なんだ、とふと思ってしまった。ま、こんな人生めったに味わえるものではないけど。そこに登場してくる猫たちが何らかの形で関わってくるものだから、途中で、ん?この猫誰が飼ってたんだっけ?とか思ったりして。一周回って帰ってくるあたり、ニンマリしてしまう面白さ。真梨さんのイヤミスがほどほどに出てて、結構楽しめました。ネコミスもいいけど、ドロミス読みたいです。2021/08/08
モルク
129
ネコチャンとの日々の生活を綴ったものと思わせておいて、やっぱりそこは真梨さん、ひとすじ縄ではいかなかった。ちょっと油断していたものだから、途中からの展開に、えっ、この人はあの人で、この猫はあの時の…そしてこのマンションは…と、頭がこんがらかる。やっぱり油断せずにメモをとるべきだった。<猫は見ていた!>安定の後味の悪さである。2021/09/17
mint☆
128
これは…なんだ?真梨さんのブログとエッセイの宣伝用の本かと思った。どこまでが本当かわからないけど虚実ごちゃ混ぜだという。そう言われてまんまとエッセイとブログのチェックをしちゃいましたけど。猫エッセイかと思ったのに事故物件やら孤独死、勘違いの殺人、脱糞事件など盛りだくさん。いつもの真梨さんらしさもありつつ、テイストは少し違うけど猫愛というかみんな猫の奴隷で面白かったです。2021/10/22
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