講談社+α新書<br> 超入門カーボンニュートラル

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講談社+α新書
超入門カーボンニュートラル

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065235041
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0233

出版社内容情報

脱炭素社会の基礎知識
次のビジネスはこの知識が武器になる。
カーボンニュートラルに世界の投資マネーが殺到!
第一人者による決定版!

いまや環境問題は大きな経済問題として認識されるようになった。金融界も「カーボンニュートラル」を意識するようになり、株価や金融政策にまで影響を及ぼすようになった。この言葉が持つ「破壊力」を理解しなければ、まともな事業計画を立てることも、経済政策を議論することも、さらには良い就職先を選ぶことも、良い投資することも、これからはできなくなる。
状況の展開が急すぎて、何が起きているかを飲み込めずにいる人がなくないかもしれない。だが、菅政権が「2050年カーボンニュートラル」を不意に打ち出した背景には、世界規模での経済競争や地政学観点による事情があった。菅政権はそれを自ら打ち出したのではなく、本経済を守るために打ち出さざるをえなかったのだ。
わたしたちは今、とてつもなく大きな時代の転換点にいる。それに早く気づいた者だけが、これからの時代をリードしていくことができる。あなたはこの動きを追い風にできるか、それとも追い込まれてしまうのか?

◆担当編集者より
管総理の宣言で「カーボンニュートラル」は国策となった。経団連もこれを無視はできず、今までは懐疑的に見られていた「気候変動対策が次の経済成長のエンジンになる」という認識が広まりつつある。
今、この変化を追い風にできる会社と、逆に追い込まれる会社に、くっきり分かれつつある。二酸化炭素排出量が多い火力発電はもちろん、取引先を含む製造過程での排出量が多い製造業から、気候変動で投資先が製造ライン崩壊やサプライチェーン寸断など予測できない損失にあうリスクを抱える金融機関まで、カーボンニュートラルを目指した事業構成にしないと生き残れない。あの日本製鉄でさえ、高炉依存を脱却して電炉にも投資するなど大きな事業再編を強いられている。
一方で、環境技術やEV分野の技術で世界に先行する日本企業は数多く、重厚長大産業といわれてきた分野でも事業を切り替えて成長している会社が多い。スタートアップにもチャンスが巡ってきている。
このように、これからのビジネスパーソンは、カーボンニュートラルに対する基本的な知識なしには、先進的なビジネスに携わることはおろか、事業を継続することもできなくなってきた。本書はこの分野の第一人者が、カーボンニュートラルとは何かから始まって、気候変動が与える経済へのリスク、産業界の動向、そして新たに生まれた地政学的リスクをわかりやすく解説した入門書。

内容説明

脱炭素社会の基礎知識。次のビジネスはこの知識が武器になる。カーボンニュートラルに世界の投資マネーが殺到!第一人者による決定版。

目次

第1章 「カーボンニュートラル」って、つまり何?
第2章 温室効果ガスをどう減らす?
第3章 資本主義は環境にとって悪なのか?
第4章 投資家と銀行が迫るカーボンニュートラル
第5章 カーボンニュートラル政策による各産業への影響
第6章 カーボンニュートラルと地政学

著者等紹介

夫馬賢治[フマケンジ]
株式会社ニューラルCEO。サステナビリティ経営・ESG投資コンサルティング会社を2013年に創業し現職。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG関連有識者委員。Jリーグ特任理事。国内外のテレビ、ラジオ、新聞でESGや気候変動の解説担当。全国での講演も多数。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。サンダーバードグローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

87
要は脱炭素ということなのですね。最近は横文字や3文字の省略アルファベットが増えて年寄りにはかなりの負担です。この本は非常にわかりやすく説明されていて便利です。私は排出権くらいしか理解していませんでしたが最近の状況がよくわかりました。特に金融関連では世界的な範囲での対応が必要となって来るようです。気候変動などにも影響を与えるのでしょう。勉強になりました。2021/09/23

ちびbookworm

49
★4.5-5. 7月読了。21'読んでよかった本の一冊。全ての学生、社会人、投資家の必読書、とすすめたい。◆2050年まで続く、世界のビジネスのメガトレンドを背景から丁寧に超解説。英語論文や各種データを基にした「ファクト」ベース◆カーボンニュートラルで追い込まれる/追い風になる会社/環境用語から経済用語になるほど、世界で主流。欧米の中央銀行や保険会社もESGを意識(最近では日銀も)。◆感染症蔓延より気候アクション失敗の方がリスク高い(世界経済フォーラム)◆20-21の日本の経済対策の流れもおさらいできる。2021/07/02

メタボン

27
☆☆☆★ ざっくりとカーボンニュートラルに関する現状をつかむには良書であった。おわりににある、日本が進むべき道についての考案はなかなか深い。2021/12/27

p31xxx

13
海外発の潮流、資金の流入も大きい、ビジネスのネタとして見られているとのことで、環境問題は規範意識とか達成感ベースではない活動になっていたんだなあと感心した。字面の響きからは免罪符的な思想(水素や太陽光にもカーボンのコストがかかるので、免罪符の免罪符が要るんじゃないか)と感じていたが、「おわりに」で旧守、陰謀論を否定、脱資本主義もやんわり否定しており、主義思想の混乱がなくこうした潮流を追いかける上での指針になりそうに感じた。2021/07/03

ダック

9
最近話題に上がることが多いカーボンニュートラルについて分かりやすく書かれていました。聞きなれない言葉でもちゃんと勉強していかないと世の中に置いていかれそうです。2021/11/23

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