講談社タイガ<br> すみれ荘ファミリア

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講談社タイガ
すみれ荘ファミリア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065234853
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

愛ゆえに、人は。

『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』本屋大賞受賞&二年連続ノミネートの著者が描く、家族の物語。

すみれ荘のその後を描く「表面張力」を収録した完全版。

下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。
愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。

内容説明

下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。

著者等紹介

凪良ゆう[ナギラユウ]
滋賀県生まれ。2006年、「小説花丸」に「恋するエゴイスト」が掲載されデビュー。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。近作の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネートとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

505
芥が和久井の元へと転がり込んだ理由を追うミステリーな物語がいつしか”家族って、私にとっては怖いものなんです”とおっしゃる凪良さんが多くの作品でテーマとされている”家族で一緒にいるよりも他人同士で一緒にいる方が生きやすい”という先の物語へと昇華するまさかの吃驚仰天な物語の中に人の優しさを感じるこの作品。一見”軽量感”のある物語の始まりが、凪良さんらしい”重量級”の物語に結実するこの作品。凪良さんらしく、とてもよく練られた構成の物語の中に、人の心の表と裏の存在をあらためて認識もさせてくれた傑作だと思いました。2022/08/08

bunmei

310
これまで読んだ凪良作品とは、少し趣が違い、下宿すみれ荘に住む人々の交流を通して、それぞれが抱えた心の襞を描写していく。下宿の大家で、病弱な一悟を中心に、個性豊かな面々。それにひょんな事故で、すみれ壮に転がり込んできた作家の芥。実はこの芥こそ、一悟が小さい時に両親の離婚によって生き別れた実の弟。しかし、その正体をなかなか明かそうとしない。芥が一悟達の前に現れたことで、彼らの生活も一変する中、芥の存在によって、すみれ荘の人々の隠された真実をも露にしていく。そして、芥の本当の目的も次第に明らかになっていく。 2021/11/05

けいご

295
人間の二面性って何処から来たんだろう?生態系の中では外敵から身を守る為に擬態する(外見に嘘をつく)生き物がいるけど、人間の嘘は害をなす人間から自分を守る為に始まったとすると二面性が生まれる事は自然の摂理だね。理性と言う嘘で本能を覆い隠す生き物が人間ならそりゃ内面は怖い事がいっぱいで当たり前だべwそんな理性と本能のシーソーはいつだって恋や愛、過去や未来、絶望と希望に揺られ揺られて出たっり引っ込んだり。それが幸せか不幸はさておき、それらを含めて人間だな〜っと思いました★人と人の間は多くの嘘で保たれているよね。2022/12/24

美紀ちゃん

254
和久井一悟いちご殺人事件! ほのぼのストーリーなのかと思ったら、ミステリーだった。 青子の愛が強すぎる。 芥の正体について、予測していたけど、いつ、自分から言ってくれるのか?ドキドキした。 一悟くんと央二くんがずっと一緒にいられるといいなぁと思った。2021/09/30

のり

235
病弱の為に、実家の持ちアパート「すみれ荘」の管理人代理をする「一悟」。三人の店子と共同生活を送る中、幼い頃に生き別れた弟と思われる「芥」と違和感たっぷりな再会を果たすが…一悟のこれまでの人生は波乱万丈。病弱に加え、妻を事故で亡くし一人娘は妻の実家に引き取られ、上手く回らない。表面的には店子とは良好な関係だが、彼等もまた色々と背負うものがある。芥がすみれ荘にやって来て、さらなる悲劇が…一悟を貶めるのか?救世主なのか?あまりにも痛々しい日々からの脱却。一悟、これからだよ。2022/03/20

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