講談社文庫<br> いのちがけ―加賀百万石の礎

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講談社文庫
いのちがけ―加賀百万石の礎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065234624
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



砂原 浩太朗[スナハラ コウタロウ]
著・文・その他

内容説明

加賀藩の祖・前田利家が流浪した若きころから大名になった後まで付き従った、股肱の臣・村井長頼。桶狭間、長篠、賎ヶ岳…名だたる戦場を駆け抜け、利家の危難を幾度も救う。主君の肩越しに見た、信長、秀吉、家康ら天下人の姿。命懸けで忠義を貫き通し、百万石の礎を築いた男を、端正な文体で魅せる傑作。

著者等紹介

砂原浩太朗[スナハラコウタロウ]
1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て、フリーのライター・編集・校正者となる。2016年「いのちがけ」で、第2回「決戦!小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

129
直木賞ノミネート作『高瀬庄左衛門御留書』の原点に触れたような読み味。主人公は前田利家を心から慕う忠臣・村井長頼という、これまた渋過ぎるチョイス。長頼の視点で淡々と、時に激しく映し出される戦国末期の群像劇。因縁浅からぬ家康との対峙、堕ちゆく天下人・秀吉への諫言、何よりも懐深き主君・利家との生涯にわたる水魚の交わり。家族への愛情、友への慕情もはさみ、ゴリゴリの歴史小説というよりは人情戦国モノといった趣。ときおり琴線に触れる麗しい日本語が小粋さの引き立て役になってるんじゃないでしょうか。良作だと思います。2021/09/24

KAZOO

125
砂原さんの時代小説は「高瀬庄左衛門」から始まりほとんど読んできています。この作品は一番最初に書かれたということで未読でした。前田利家の家来の視点から、利家がなくなるまでをうまく描き切っていると感じました。信長、秀吉、家康なども出てきますが、やはりこのあまり有名でない村井長頼を主人公にしたということでわたしの好きな小説となっています。今後もこの作家を読み続けていこうと思っています。2024/07/31

Sam

68
「高瀬庄左衛門御留書」で直木賞候補となった著者。せっかくならデビュー作からと考えて本作を読んでみた。時代小説とはいっても「黒牢城」の漲る緊張感や「塞王の盾」の迸る熱気といったものとは全く趣の異なる一冊。正直途中までは淡々とした物語の進み具合に物足りなさを感じながら読んでいたのだが、終盤に向けて読み進めるうち加速度的に物語に没入していき、読み終えたときにはなんとたおやかで素晴らしい作品であろうかと溜息をついていた。砂原さん、すっかりファンになりましたよ。2022/02/10

さぜん

65
砂原さん、これがデビュー作とは。前田利家の忠臣・村井長頼の視点で戦国の世と、武士の生き様を描く。桶狭間、長篠、賤ヶ岳の歴史に残る合戦を利家と共に駆け抜け、天下人が成し得た功を見届けていく。史料からはほんの一部の歴史観しか得られないが、こうした歴史小説は想像力を掻き立てられる。武士の本分に心が動かされるのは日本人の美学が凝縮されているからだろうか。伏線も見事で良質な時代小説を堪能した。2024/05/21

タツ フカガワ

64
前田利家の側近、村井長頼の目を通して描く加賀百万石の礎を築くまでの物語。8つの作品から成る連作構成で、印象的だったのは、柴田勝家側にいた利家が秀吉側へ寝返る「賤ヶ岳」、利家との別れを描いた「花隠れ」と長頼最後のまさに“いのちがけ”の奉公「知るひともなし」には思わず涙。読み進むほどに主要の人物が輝いてきて、読後の余韻もよかった。2022/04/17

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